2013年12月29日日曜日

年をとると気を付けなくてはいけないこと

私は日本の優秀で実績も積まれ人脈もあるシニアな方にもっともっと有効に活躍していただきたいと思っています。私の存じ上げる超有名人のシニアな方は70を越えても分刻みで活躍されている方も何人もいらっしゃいますが、多くの方はそうではないようです。
若手の起業家にとって、わたしなどのような熟年起業家にとってもとても有効だと思います。

私は若手の起業家にご紹介させていただきますが、初めはとても喜んでもらえるのですが、そのうち関係が途絶えてしまいます。 聞いてみると、話が長く、過去の武勇伝のお話が多く、なかなか彼らのニーズを行っていただくのに達しないという理由が多いようです。

私もだんだん気を付けないといけないと思っているのですが、話は短く、さっと切り上げないといけないなと思っています。 若い人の貴重な時間を奪ってはいけないので。

2013年12月26日木曜日

思考の漏斗

昨日、コンサルタントを久々にした。
外部のコンサルの発表を聞き、意見をいいながら、クライアントと方針を決めていくような仕事だ。

そこのコンサルが「陥りがちな思考パターン」をしていたので、(わたしも油断するとやってしまう)参考になればと思い書いています。特に、ある程度シニアになると陥りがちな罠だ。

現状の理解を中途半端に行う、その現状や情報を基にすぐに結論の議論をしてしまう。
私は昔、発想法の本で読んだ「思考の漏斗」をイメージする。
漏斗は液体または粉体を口径の大きい容器から、口径の小さい穴または管を通して投入したり、液体を壁面を流下させたりする際に利用する円錐状の器具である。

大きな口径は現状を理解するため情報収集だ。目いっぱい情報を体に入れる/浴びる。 その後、熟成を待つ、小さな口径は「コンセプト」だ。熟成をを待つとクリスタライズという結晶化されてコンセプトが浮かんでくるというイメージだ。
その後、漏斗を逆にし、そのコンセプトから詳細に落としていく。そうすれば魂のこもった提案ができる。

素晴らしき同僚

資産運用の方の事業でご一緒させていただいている同僚について。
彼との組み合わせは最高だと思っています。彼はどう思っているか不安だが...

彼は大学の教授であり、株式投資、PE/VC、ヘッジファンドの経験があり、某有名私大の経営学部首席で卒業したとても優秀な人だ。
彼は勉強熱心で論文も多数こなし、この事業でもポートフォリオマネジメント、管理業務全般、営業までトータルでこなすとても効率的に仕事をしている。

その効率の差の秘密は何か今日わかったような気がした。言うまでもなく、彼と私の絶対的な能力差はあるのだろうが、それをさて置くと、私との行動パターンの違いがある。

彼は現状の環境を前提ととらえ、その中で最適化をしていく。そのため、周り、現実とあまりぶつかることなく、どんどん仕事が処理できる。

私はいつも現状の環境がいいのかと考えてしまい、環境やルールを変えたいと思う。そのため、一つ一つの仕事が重くなり、量がこなせない。周りや現実ともいつもぶつかっている。
この生き方は私が望んだ面もあるが、周辺に、本ばかり読み、教養は十分にあるが、政治や経済などにぼやいて、仕事がなかなかうまくいかない人もいる。私もその部類に近いなと先の同僚を見ていて思った。

もう一度、従うべき環境、変えるべき環境をしっかりメリハリをつけることを考えることが重要だなと感じた。

2013年12月24日火曜日

今日の経営者ミーティング-医療関連企業

最近、株式を引き受けさせていただいた医療関連の本社に行き、新社長にお会いした(3回目)。
久々に「やまびこ」にのりました。

この会社は元来高収益で有名で、私の2008年の著書にも掲載させていただいた会社で私がファンの会社の一つである。私の著書の中で、この会社以外は成長し株価も大きく上昇していたが、この会社だけが、見込み違いで、成長しなかった(といってもマイナスではなく、利益率もたかいままですが)

新社長はとても素晴らしい方だ。 明確な成長戦略をお持ちであり、これは日本の多くの技術企業に生きる戦略であると思う。 
一つはグローバル拡大だ。新興国に出るだけでも大変なのに、ダウンタウンからはるかに遠い、田舎に工場を建てる。どの企業もいかないようなところに立てる。採用ができるぎりぎりのところで。これは技術伝承が重要な当社にとって、就職口が近くにないというのは大きな要素だ。こういう発想はなかった。ただ、全く遊ぶところはなさそうだが。

2つめはテクノロジー企業である当社はハイエンドの製品・部品のみにこだわっていたが、ハイエンドにローエンドも加えトータル製品・トータルソリューションを提供する「顧客密着型トータルソリューション」企業への変革にトライしている。 これは研究開発者の価値観をハイエンドを行う「プライド」から「顧客価値」への転換を行う必要がある。この点において、私の知る多くの日本企業が失敗している。ただ、この社長は研究開発者の方々のマインドを確実に変え始めているように思う。

ミーティングのあと、素晴らしい和食の店に連れて行っていただいた。正直、こんな田舎にこれほど完璧な店があるのかと思いびっくりした。その店主への社長のこころ配りにも心が温かくなった。

勉強になり、楽しく、心が温まる出張だった。(弾丸出張でしたが)


2013年12月21日土曜日

コンシェルジュ事業を一緒に拡大してくれる方を募集!!!

フェースブックで人材を募集させていただいて、色々な方からご連絡をいただき、とても優秀な方に来ていただけたので、(調子にのって)もう一つの事業で募集をさせていただきたいです。今度はブログで。。。

インテリアや不動産に興味のある方は少しでもお時間があれば様々な形でご協力していただければと思っています。

私が賃貸コンシェルジュハウスやウエブ事業を行う事業を買収して、新体制を構築してから3四半期が経ちました。知り合いの方に成約していただいたり、貴重なアドバイスをいただいたりして、ゆっくりとは進化してきています。

この事業の将来性が見えてきました。
・コンシェルジュの「顔」がわかり、自分に合ったコンシェルジュと部屋探しすることの満足度は高い。通常、店舗に直接来店される方の成約率は10%程度だが、我々のサービスだと3割から5割の可能性で成約させる。
・ITサービス事業はまったく営業をしていないのに、口コミでお客様に発注いただき、順調に拡大している

しかし、一方、大きくビジネスを変えていかなくてはならない状況でもあります。
コンシェルジュ事業は知名度が低いという事情もあり、集客コストは大きなもので、なかなか、このままマーケティング投資を行っても、売上をかけても利益が増えない構造です。
これは多くのネット企業の抱える課題であり、これをネットだけで解決せず、ネット×リアル(O2O)でかつ口コミで解決していこうと考えています。

今後はコンシェルジュ事業、ITサービス事業、eコマース事業の3軸を全国16万店ある不動産会社を起点に展開していきたいと思っています。

まだ、不確定な部分もあり、あまり詳しくはお話できないのですが、
コンシェルジュ事業は現在は賃貸だけですが、これを売買、投資家・オーナー様へと展開していきます。「初期費用5万円」から独自で不動産業が始められるようなフランチャイズの仕組みを展開しようとも考えています。
ITサービスは不動産事業にフォーカスし、不動産会社を効率的で顧客接点力の優れたものにするようなクラウドサービスを展開します。
eコマース事業は家具などのインテリア、リフォームなどのサービスが業者価格で買えるような仕組みを構築していきたいと思っています。

そこで、現在は5人という少数で行っていますが、もっとオープンに様々な可能性を皆さんとやりたいと感じています。そこで、様々なアイデアを出していただけるアドバイザーやコンシェルジュになっていただいたり、経営内容に貢献していただける方に関しては株式をもっていただくなども考えています。

ご興味のある方は、Kaonet1963@Gmail.com
西村にご連絡いただければうれしいです。

賃貸コンシェルジュハウス
https://cc-house.jp/


 


2013年11月12日火曜日

コンサルタントはこう変わるべき-コンサルタントも主役だ

久々にコンサルタントとしてミーティングに出てきた。
前職の時代から思っていたが、コンサルタントは一生懸命働いているのに、残念な人が多いなと思う。

ポテンシャルは高いのにわざわざ自分の成長を消している人が多い。

今日の例では、シニアマネジャー以下が作ったアウトプットが自分の思いがほとんど入らず、色々の方からのインプットをそつなく入れ込んでいる。 いくつか考えられるオプションを作り○×△をつけて評価してこれにしましょうみたいな資料だ。

オプションを示して、選んでもらおうなんてつまらない。自分なりのベストの案を書くべきだ。そこで、皆さんから課題を出してもらって、それへの対応を徹底的に考え抜く。3回以内に皆が満足するレベルまで案を練りこむ。

コンサルタントは脇役だと思っていたら、コンサルタントはいらない。今の日本におけるコンサルティング市場の縮小が証左だろう。コンサルタントはクライアントと話し合いながらも自分の思いを徹底的に反映する。 皆はそれだけの能力があるのだから。。。

椅子のない会社

ここでも書いた焼き肉チェーンの名古屋の本社に伺ってきた。
社長と1時間半程度お話した後、本社の見学をさせていただいた。

売上数百億の企業なのに、本社の事務スペースがものすごく小さい。
社長の机を含めて全員が立ちながら仕事している。
社内ミーティングも立ちながらだそうだ。

外部の人が来る商談スペースしか椅子がない。

スペース効率、作業効率もよさそう。
太った方もいないし、皆さん健康で明るい。

ここまで徹底している会社はすごい!
どうして格安で良質の肉が提供できるかの一つがわかった気がする。

2013年10月30日水曜日

「いい人」にもっと活躍してほしい(その2)

今日、才能を期待している知り合いと会った。
彼もいわゆるいい人である。

いい人はポテンシャルがあるのにもったいない人が多い。
私の周りのいい人の典型的なパターン。
・人に嫌われたくない。
・仕事を頼まれると断れない。
・自分のやりたいことがやる時間がない
・自分の主張が言えないために意思決定ができない体になってしまう
こういう人がリーダーになると
・仕事が積み重なっていく。
・依然意思決定ができず、外部にストレスを溜め込みたまに切れる

個人のポテンシャルに応じて、成長の仕方は個人によるが、
あるところでは限界がくる。

「いい人」は若いうちにコンフリクトマネジメントにチャレンジし、学習すべきだと思う。
自分の意思を行うためのコンフリクトをできるだけ軽減するという考え方が重要だ。
コンフリクトを避けるために、自分の意思を曲げるのでなく。

一方、私は「いい人」からほど遠く、「いい人」であるようにもう少し努力する必要があると感じている。

倫理観の強い人-いい人はもっと活躍してほしい

倫理観はとても重要な資質だと思う。
経営者を見るときにはGOD(GrowthMind、Open、Discipline)で見るべきだ思っている。

倫理観はすべての人が反対することは無いので、とても居心地のいいものだ。皆からいい人だと思われてうれしい。私の小学生時代がまさにこれだった。しかし、人の倫理観にも突っ込んでしまう(=非難)してしまう。結果、倫理観だけをやっているとネガティブになり、冒険もしなくなる。結果志向でもない。

順番はGrowth Mindが先にあるべきだと思う。成長のためにやろうとしていることが、倫理的に正しいのかという検証、社会的な課題を解決するという倫理観から成長を考えてみる。とにかく、前向きな原動力と倫理観がセットでないといけない。

私は「いい人」がもっと活躍してほしい。

コマツの決算-不況期には企業格差は縮小し、需要期に企業格差は拡大する

キャタピラーに引き続きコマツも下方修正した。他の建機メーカーもそうだ。
資源価格の低迷により、アジアをはじめとした需要が激減したのが原因だ。

ここで注意していくポイントがある。
前職でのリサーチで印象に残っているのは、不況の時には優良企業もそうでない企業も業績が落ちる。ただ、不況の時に努力をして企業変革を図ると需要が盛り返す時に大きな差が生まれるという事実だ。

これは需要がないときには、工夫の仕方が限定的なためだ、営業上の工夫、コストダウンをやっても優良企業はもうやっている。逆に優良企業でない方がまだのりしろがある。ただ、需要が出て着るとお客さんに選ばれる企業が圧勝する。

コマツに期待している。

HHホテルレストランの件について思うこと

最近、多くの企業の経営者と話すが、20年前と比較して、財務的な知識やプレゼンスキル(=いわゆるMBAスキル)は上がったが、哲学のある経営者が減ってきているように思う。

私は松下幸之助さんの「水道哲学」こそすべての企業が目指すべきことだと思う。
日本の水のようなただみたいなコストで豊かな生活をさせてあげる。
いいものを様々な創意工夫で安く提供してあげる。
高級ブランドでさえも、オートクチュール、プレタポルテと進化し、さらに我々のような大衆で購入できる形に提供している。サイゼリアのチルドのエスカルゴパスタやあみやき亭もこの例だ。俺のイタリアンもそうだろう。

消費者に圧倒的な価値を提供すれば、悪いことをせずとも儲かる

2013年10月25日金曜日

マッサージによく通っている。鍼で「気」を通して、一時期よりも体を改善したが、今の体のボトルネックは「筋肉と筋膜」なので、マッサージに重点を置いている。

この先生はもともとは現場作業員をされていたらしいのだが、独学でマッサージを研究し、某IT企業のオーナーに見初められて、そこから多くのビジネスマンの体のケアをしている。先生のマッサージ師としての体の全体のつながりを経験を通じて理解されているのでとても面白い話も聞ける。

投資の話として面白かったのが、スマホを人が見るようになり、「目」に注目した投資をしたらとアドバイスをしてくれた。 そこで見てみたら目薬、PC用メガネなど株価がすごく上昇している。スマホといえばスマホくらいしか見ていなかったが、もっと広い視野で物事を考えるべきだと教えてもらった。 そのためには、やはり多様性のある方とのお付き合いだ大切だと痛感した。

モンゴル12%

北朝鮮の問題でモンゴルの企業が話題になり、(また朝青龍につながっているようですが)、世界史の勉強をしていたら、モンゴル帝国のことが出てきていたりで、モンゴルがなんとなく気になってきていた。慶応のSFCで講義した時に、モンゴル人女子留学生から本質的な質問を受けて戸惑ったことも思い出した。

昨日、仕事の合間の休憩にコーヒーショップにいったら、外人がモンゴルの経済成長率GDP)が世界2番だといっていた。そこで調べたら、2011年から17.51%、12.28%、11.78%と推移している。

資源国が停滞しているので、モンゴルも最近調子悪いはずだと思っていた。モンゴルは浅野忠信の映画くらいでしかしらないが、とても興味深い国だと思う。投資対象としても面白そうなので、近いうちに行ってみたい。

2013年10月18日金曜日

ファミレス業界の激変に思うこと

最近ファミレス業界のランキングを見たら、一位はガスト、二位がサイゼリアとなっていた。私がファミレスに行っていた20代前半ではファミレスといえばデニーズ、ロイヤルホスト、すかいらーくとジョナサンくらいだった。

大きな様変わりだ。私の知る限りガストは既存ファミレスの低価格バージョンとしての新業態で成功するかが懐疑的にみられていた。サイゼリアはなんちゃってイタリアンだといわれていた。

ここで話した焼き肉チェーンもそうだが、サイゼリアの経営者とお話しする機会があり、びっくりしたのが、100円のグラスワインがあり、銀座店はチルド(冷凍でなく限りなく生に近い保存方法)のエスカルゴがおいてあるようだ。ワインもかなり品質がいいようだ。

高級からある程度の品質の低価格サプライヤーが隆盛を極め、ものすごく効率的にオペレーションを行うことで高級品が低価格で出せる店に進化している。 来週は絶対に銀座のサイゼリアに行こうと思っている。

紳士服業界にも参考になりそうだ。 外食=高価格だったものをファミレスが出てきて、誰でもいけるものにした。さらに低価格プレーヤーが出てきて業界を席巻し、今度をそのオペレーションの優秀性をてこに高級品に手をつける。 青山や青木、はるやまなども1970年代、高価なスーツをみんなが手に入るようになったという意味でとても革新的だった。今、さらに、2プライスなどの業態が伸びてきている。今度は彼らがオペレーションエクセレンシーを活かし、スケールメリットを生かした高品質なものを適正価格で提供できる業態に進化しそうだ。

低価格サプライヤーであることはビジネス上とても大切な戦略だと思う。お金がなくてもぜいたくができる世の中でいい世の中だなと心から思う。

2013年10月11日金曜日

低価格焼肉チェーン恐るべし

飲み物いれて客単価4-5千円という焼き肉チェーンに金融の仲間と行ってみた。
社長が肉への自信が半端なかったので、視察を兼ねた焼き肉会だ。
国産牛でチルドでこの安さは絶対ありえないと思ったので、あごのトレーニングなるかと思っていった。

肉のおいしさに感動した。すごい資産家の友人も途中参戦で一皿780円の肉を頼んだが感動していた。私は舌に自信がないので彼の評価を聞いておいしさを確信した。
サービスも素晴らしかった。

おいしいお肉を値段を気にせずおなか一杯素晴らしいサービスで幸せになれる。低価格焼き肉チェーン恐るべし。

今日の経営者ミーティング

今回はアミューズメント施設の会社の社長と商業施設やビルメンテナンス会社のCSOの方とお会いした。

アミューズメント施設の社長は若く大きなビジョンを持った方だ。私も一度甥のおもりで、行ったことがあるが、彼が興奮していたことを思い出す。豊富な海外からの引き合いがあり、エネルギーを感じる。 彼は我々の提案をほんと気持ちよく、聞いてくださる。 素直で仕事が大好きな若い経営者の会社っていいなぁ。

ビルメンテナンス会社は前職で少し私のチームがお仕事をさせていただいていて、とてもいい会社だとすすめてくれた会社だ。 派手なパフォーマンスは無いが、物静かな語り口の中に、事業に対する確かな自信を感じた。 この会社は海外展開も順調であり、日系以外のシェアが高いため、海外でも競争力があるようだ。

素晴らしい方と知り合えて、今日も幸せな気分でビールが飲めます。

2013年10月10日木曜日

言い訳しないこと -女子高生のストーカー事件の警察の対応

女優志望で学業にも一生懸命生きていた高校三年生の女子がストーカー被害に会い、事前に警察に相談していたにも関わらず、死亡してしまった。ご両親の気持ちを察すると筆舌に尽くしがたいほど痛ましい事件だ。
なのに、警察のコメントは「落ち度がなかったと思うが、落ち度がなかったか再度調査する」という回答だった。

また、原爆の汚染水が現場の作業員の方のケアレスミスで6人の方が高濃度の汚染水で被爆してしまった。東電の担当者のコメントは「現場に東電の人間はいなかった。現場の人が決められたオペレーションを守っていれば事故はなかったはずだ」と言っていた。

もう、こういう人は組織にはいらない。自己の正当化ばかり考えて、言い訳ばかりする人。他人のせいにする人。
だいたい、結果が最悪のものになっているのだから、自分に落ち度があるのは明白なはずだ。それを認め、改善案を考えるところに進化があるはずだ。

ただ、このようなことは社会あらゆるところで、多くみられる。 「言い訳」なんてして、なぜ、失敗を個人の成長、組織の成長に生かせないのか。 と言いながら、言い訳大好き人間は弱い人間が多く、このようにはなかなか変われないのもわかっているが。

東電のコメントを言った人、現場で一生懸命作業している方と言い訳をいっているエリート、かれらは自分が偉く、下請けの方を馬鹿にしているのであろうが、どちらが、社会に役にたっているか考えれば、どちらが偉いか明白だろう。 

とかいう自分も意識しないとすぐ言い訳をしてしまう。不必要な大人にならないためにも、気を付けて日々をすごそうとあらためて思った。

なくなった女性高校生の方に心より冥福をお祈りいたします。

2013年10月4日金曜日

今日の経営者ミーティング

10月3日は不動産会社、レストランチェーン、住宅メーカーの社長とお会いした。

不動産会社の社長とは私の保有している賃貸ハウスコンシェルジュを支援していただいているので、その成長戦略について話し合い、また、将来的にどのようなことを協業していくかという話をさせていただいた。アベノミクスやオリンピックにより、不動産業界の活況はすごいなと感じた。全国で700万から800万戸あるといわれる空き家の活用、高齢者向け住居などの話になった。また、オリンピックの機会をどのようにとらえるかという話をした。

次のレストランチェーン。社長は若いうちから肉屋などに勤め、肉を熟知されている方だった。だからこそできる、食肉加工のセントラルキッチン、高い歩留まりなどで高い効率性を維持し、高い品質の肉を低価格で提供できる会社だということがわかった。我々には理解しきれない、食肉加工の奥深さを感じた。 今後、地域を拡大し、出店を加速するという戦略のようだ。 何かお手伝いできそうな気がしています。

住宅メーカー。もう10年以上お世話になっている社長です。20年近くお付き合いただいている、私の尊敬する役員の方と3人でお食事をさせていただきました。社長になられてから、増収増益を続けられてとても楽しい会食でした。 私の大好きな銀座の和食やさんでご馳走になりました。話が楽しすぎて、せっかくのお味がじっくりと味わえないくらいでした。

今日はとってもエネルギーをいただける一日でした。

2013年10月1日火曜日

経営者ミーティング-新興国企業を買う

今週月曜日はグローバルIT企業の日本法人社長と自動車部品会社の社長と面談した。

グローバルIT企業の日本法人社長は非日本人の方であり、コストカッターとして有名な方だったので、強烈な個性をイメージしていたのだが、顔、服装、話し方がとても洗練されていたし、今やられている社員に対する教育投資など前向きな話が聞けた。 この会社はハードもソフトも持っているがが、今後これらのハードとソフトの融合、それに伴うビッグデータの将来性はとても大きく感じた。

そのあと、自動車部品会社を訪問した。私は、前のミーティングが長引き30分程度遅れてしまったが、快く迎えていただいた。 銀行出身の社長で、社長交代以降順調に成長、収益性を回復していらしてる「ヤリ手」の社長だ。 柔和な表情の中でたまに垣間見る「厳しさ」、社員に対して厳しいんだろうなと感じ、とてもいい会社のように感じた。

大きな方向性は納得したが、一点、私はいい考えだと思い、多くの会社に提言している案が聞き入れられなかった。 いい案だと思うのでもったいないと感じながら。
自動車部品なども新興国企業の低価格にコモディティの部分は浸食され、マージンが低下している。この会社もそうだ。そこで、提案力・デザイン力を生かして高付加価値を目指している。自動車産業は他業界と異なり、成長産業なので、その戦略だけで、もしかしたら生き残れるのかもしれない。しかし、シェアは低下していき、自社の領域がどんどん縮小するのではないかと思う。

エレクトロニクスの例を出したが、自動車業界はエレクトロニクスと異なり、グローバル競争を勝ち抜いてきたから、あのようにはならないということでした。そうならいいのですが。

私は、日本企業は新興国企業と戦うのではなく、今のうちに優良な新興国企業を買って、ローコストのトレンド、市場の成長の波に乗るべきだと思う。彼らに、技術や品質管理などの手法を教え、彼らから、低価格で作るイノベーティブなアイデアを得ることができる。リバースイノベーションで先進国市場に対しても価格耐性、高収益化が可能なのだ。

私が長年支援させていただいた飲料会社はまさに、この戦略を進め、様々なイノベーションが起こっている。

組織パフォーマンスを上げる自由と多様性


様々な論文で多様性は組織のパフォーマンスを上げているし、自由にやっている組織で素晴らしいパフォーマンスを上げている会社が多い。 GMOグループのPaperboyなどはその例だろう。

「多様性=なんでも受け入れる」となると、むちゃくちゃになってしまうケースもある。これは単なる放任経営だ。逆に、多様性がなくても、高いリスクを抱える組織もある。JR北海道など不祥事を起こす日本企業はこのケースが多い。

変化が変えてはいけないものとそれ以外とを分ける必要があるように、カルチャーも全社員が「共有すべき」ものとそれ以外を分けて管理する必要がある。

今、私のコンサルしている会社は2つのカルチャーがある。創造性を持ち成長志向のカルチャーと萎縮した安全志向のカルチャーだ。後者は規制産業では、痛めつけられてきた後遺症としてよくあるカルチャーだ。 私が2000年ごろ製薬業界を担当していたころ、欧米の製薬企業の本社に訪問した時に、彼らがCreative Industryに上手に転換できていることに驚いたことを思い出す

前者は創造性を持ちながら、コンプライアンスをしっかり行うこと、後者は安全性をいかし、リスク予測の提言をすべきではあるが、否定でなく肯定の物言いをすること。 企業は「成長志向」、「創造性の発揮」が共有すべきカルチャーとしてあるべきであり、後者はそれを破壊するリスクを擁している。

規制産業の創造産業化は私の一つのテーマだ。

2013年9月27日金曜日

今日の経営者ミーティング

本日は2社、製品を特化したグローバル企業にお会いした。

午前は、音楽演奏時に使う設備を取り扱う会社のトップとお会いした。ランチョンでおいしいウナギをご馳走になった。大きな構造改革を実行されようとしている。 競合よりも先をいくというイノベーションと効率性をどう両立させるかが、カギになる。 新しく社長が変わられたわけだが、とても期待を抱かせていただける経営者だった。

私も小学生の時に、1週間程度ハンガーストライキをして親にやっとピアノをかってもらったことを思い出す。受付近くのショールームを説明いただき、商品にワクワクし、楽器を演奏したい気にさせられた。

午後は、レストランなどの厨房機器を扱う会社のトップの方とお会いした。さすが超優良企業オーナーだけあって、大変感動したし、勉強になった。製品を特化して、グローバルに展開するというのは市場が6億から60億人へとかわる多極化世界において、もっともふさわしい戦略だ。狭い市場では製品数を増加し、取りに行くしか戦略がないが、多極化世界においては、商品数を絞って世界展開することにより成長する。
取締役として出席されたのが、私の前職でご一緒した方とお会いしてうれしかった。 やめられたときに送別会も開けず、どうされているのかと時々思い出す人だったので、成功されているのをみて、うれしかった。

素晴らしい経営者と昔に気になっていたメンバーの方とお会いして幸せな一日だった。 PCはボロボロになったが。


経営者ミーティング

昨日は、大阪出張でアパレル企業のCFOの方、車のアフターマーケットの会社の社長とお会いした。

このアパレル企業は様々なブランドを開発、買収による取得などを行っている。マーケットインによる商品開発にこだわっている企業だ。 他のアパレルがブランドや商品を絞り込み、スケールメリットを追求したり、他社の売れ筋商品をスピーディにまねて効率的なビジネスを行う企業が伸びているなか、独自の多様性とイノベーションにこだわったモノづくり企業だった。 「スマイルが力」というスローガン、本社に飾られた多くの社員の写真、若いエネルギーが伝わるいい会社だと感じた。

もう一社のアフターマーケットの会社は歴史も古い企業で、ミーティングルームも伝統的な調度品があり、とても雰囲気があった。社長は若く、スマートな方だった。社員のアイデアをうまく抽出し、しっかり意思決定する運営をされているようだし、とても誠実な人柄でした。元技術屋として、コア技術のお話などを伺い、楽しかった。 たとえば、ある事業では素材の差別化のほかに、素材に均質な気泡を作る技術がとても面白かった。化学と機械の融合などのテーマも新鮮に映った。

中規模の会社の経営者の方は戦略も明確で、意思決定も早く、素晴らしい方が多いなと思った。 たぶん、出会を作ってくれる投資担当の目利きが素晴らしいんだろうなと思う。ありがたいことです。

エコノミー-全員平等、PC破壊

最近、友達の会社を手伝っている。その会社は社長含めて皆が新幹線も飛行機もエコノミーに乗るルールだ。 私もビジネスではエコノミーに乗ることになる。 約20年間エコノミーに乗ったことがなかっただけに、自分の不注意やいろいろな社会的な課題にも遭遇することができる。
はじめは、没落感を少し感じたが、逆に、みんなと一緒に新幹線にのり、ワイワイやるという楽しみもある。

今日は、大阪から浜松への新幹線での移動中。
3人席(普通車は二人席と3人席の二つに分かれている)の通路側に座って仕事をしていた。
前後は高齢者の方々の集団旅行。私はスタバでコーヒーを買い、机が狭いので、コーヒーを置くと、PCが少し通路側にはみ出して仕事をしていた。

少し新幹線が揺れた時、お年寄りの方が後ろから私の席によろけて、倒れてこられた。コーヒーはこぼれ、PCは落下し、躯体は破壊。PC動かなくなったんじゃないかと心配そうに検査していると、その方に、その検査している姿勢が気に食わなかったのか、誤らなかったのが悪かったのか「何はみ出しているんだ!とおこられた。

スーツもかけるところがないので、網棚の上に畳んでおくことになる。畳み方が下手で皺くちゃになっている。 形状記憶機能のついたしわのよらないスーツを買った方がいいのかなとも感じます。

私はPCの件はかなりショックを受けましたが、とりあえず動くので助かった。長い間、まわりに細かな気を配る生活や行動をしてこなかったのを反省し、気を取り直して、浜松の社長とのランチョンに向かっています。

新しい環境で、色々なことが経験できて面白い。

2013年9月16日月曜日

「組織は内部から腐る」-どう対応するか?

今、私がコンサルしている会社の一つが組織問題を抱えている

私が前職の戦略グループのヘッドになったとき、離職率は4割という組織崩壊の危機にあったことを思い出す。
私はその前の数年間ヘルスケアのヘッドをやっていたために、戦略グループの活動から遠ざかっていたため、現象だけみると、レベルの低い組織に成り下がったかなと思い、立て直すのは難しいかとおもった。

まぁ組織のレベル感をチェックしようと、できるだけ多くの人と話す機会を持った。すると、みんな個々人では才能もあるし、人柄もいいことがわかった。 個々はいいのに、組織となると険悪になるのはどういうことか。

原因は2つ。
1つは前のリーダーが対立の構造を作っていた。戦略グループと非戦略グループ、ピュアストラテジー派とオペレーションストラテジー派、新卒組と中途、リーダーの派閥とそれ以外などなど。
2つめは組織が100名になり、100名限界説などというまことしやかな定説を信じ、成長をあきらめたこと。

そこで、1つは、私は組織に「愛」の重要性を説いた。私が就任した当初はパートナーミーティングは醜い言い争いばかりだった。そこで、私が議長になり、少しでも攻撃的な発言をする人に対し、「その言葉は「愛」に基づいているのか」と問い正し、言い直してもらうようにした。また、いくら注意をしてもネガティブなエネルギーを放ち続ける人がいる。そのような人は自分の価値を宣伝するのがうまく、彼を失うことは戦力ダウンのように思い躊躇するケースが多いが、思い切ってやめていただく覚悟でいた方がいい。
2つは、私は、成長目標を明確にした。5年で倍にすることだ。そのためには、戦略グループでないメンバーとの連携、オペレーションストラテジーとピュアストラテジーが統合する、中途と新卒が融合する多様性の融合やチームワークが成長のドライバーだということを明確にした。

私の言いたいのは、組織は内部から腐るものだが、成長目標(目を外部に向けること)、内部は愛を持つことというシンプルなことで組織のエネルギーを目標達成に向けることができると信じている



2013年8月25日日曜日

キャリア-「ターボ型」の投資銀行か「大リーグ養成ギブス型」コンサルタントか?

最近お手伝いさせていただいている仕事は上場企業に投資してそれらのバリューアップを図るという性質であり、お会いする経営者の数がものすごく増えてきた。投資銀行とコンサルティングをミックスしたような事業だ。

驚くのが、30代前後の担当者が経営者の方々とととても仲良く打ち解けて、ざっくばらんに企業の方向性などの仮説をぶつけていることだ。これらの経験を積み重ねていけば、現在若い担当者は将来的に立派な投資家や経営者になる姿が容易に想像できる。

経営コンサルタントはそれとは違い、徐々にお会いするレベルの方が上がっていく。 新入社員の方は課長、コンサルタントで部長、マネジャーで取締役、パートナーで常務・専務といった形でスピードこそ異なるが投資銀行に比べればゆっくりと変化していく。
コンサルタントは自分の能力・経験が競争力を作り上げるが、インベスターにはそれ以外に、お金という「ターボエンジン」がある。 経営コンサルタントはお金をいただきながら、提案を聞いていただくというように、「大リーグ養成ギブス」をはめているようなものだと思う。

投資銀行でのキャリアは「もし、謙虚さを維持できれば」とても素晴らしいキャリアになるように思う。元来、超ストイックで「大リーグ養成ギブス」的なものが好きな一方で、すぐに調子にのりやすい私には経営コンサルタントという職業はとてもあっていたと思うが。

または、コンサルタントで基礎技術を身に着け、投資家へ転身というのも素晴らしいキャリアのように思う。コンサルタントと投資家がもっと交わり、一緒に仕事をし、お互いの良さを生かせれば、大きく経済界が変わるのではないかと思う。



2013年8月24日土曜日

日本の中小企業にはエキサイティングな社長が一杯

私の尊敬する知り合いに誘われて始めた新しい仕事がとても面白くなってきた。

上場中小企業(といっても、時価総額が1000億前後でカテゴリーの名称は失礼な名称のような気がするが)にお金とアイデアを支援して企業価値を向上し、株式市場を通して、我々も利益をいただくというビジネスだ。

我々が魅力的だと思う会社に投資させていただき、経営者の方とミーティングを重ね、我々および我々の知り合いの優秀なプロフェッショナルや経営者、学者の方のアイデアを考慮して、企業戦略に反映させていただくことを行うという仕事だ。

お会いする中小企業の経営者の方の能力やエネルギー、夢の素晴らしさには驚くばかりだ。 魅力的な会社を選ばせていただいているからでもあるだろうが。

1990年代の私のコンサルティング業の主なクライアントは中小企業でしたが、あの当時からすると、日本の産業界は素晴らしい進化をしているように思う。今後の日本はとても楽しみだ。

この仕事を通じて、我々の投資する上場企業の中から世界レベルの企業をいくつ支援できるかとても楽しみだ。

2013年7月21日日曜日

仲介手数料、敷金礼金、家賃を徹底的に安くします-ハイクラスなお部屋をお探しの方、忙しい方

ネットでの賃貸紹介を始めて、大分やりたいことが見えてきた。

私の解決したい賃貸不動産の課題は次の3つだ。

1つは、空き家が膨大な量に上っている

2つは、不動産会社数は過剰であり、限定された顧客を奪い合うために、集客コストの高さや人件費・オフィス費などの過剰コストが、借り手に転嫁されている。

いわゆる供給>需要の典型だ。

3つは、営業マンは彼らの工数の過半を不動産ポータルサイトへの入力作業へと使われている。
借り手は一生懸命不動産ポータルサイトを調べても物件がない。壮大な時間の無駄をやっている。それなら、借り手が営業マンに連絡とれば、お互いの時間節約になるということで、賃貸コンシェルジュの第一バージョンができた。

今回の賃貸コンシェルジュは、上記の課題をさらに深く解決に、向かおうと思う。

・供給過剰な業界であれば、仲介手数料や物件価格はもっともっと安くなるはずだ。
・コンシェルジュには「借り手の立場に立つ」ことを徹底して、借り手の要求に従い、家主・管理会社と条件交渉を行う
・ネットでのやりとりなので、最低契約時1回のみの来店で済むので借り手の時間の節約にもなる。

特に、忙しい方にはとても便利になると思う。
また、高額物件を借りられる方にとって、仲介手数料、敷金・礼金、家賃交渉による効果は大きい

今、サイトを更新していますが、上記の条件を満たすコンシェルジュはすでに準備できていますので、ブログを読んだと連絡いただければ、真摯に対応させていただきます。


Mail: info@cc-house.jp
TEL: 03-6661-7786
 
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賃貸コンシェルジュハウス
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2013年7月5日金曜日

転換期(Transformational Gap)をとらえる-投資家も「変化」を好まない

日本電産の株式は順調だ。アベノミクスに乗り切れなかったのだが、やっと調子が出てきた。
未だHDDから自動車業界への転換に成功したとは言えないが、少し将来の明るい絵が見えてきた。
今日、GSがレーティングを上げたことにより、サイバーエージェントも大きく上げている。
サイバーエージェントもガラケーからスマホへの転換で株価が低迷しているが、少し明るい兆しがでてきているようだ。
私の好きなIP放送を取り扱うグローバルメディアリンクスも昨期大幅な成長の反動による売上・利益減で大幅に株が売られれている。大型プロジェクトに依存する企業は株価のボラティリティがとても高くなる。そのため、彼らはIP放送のネットワークやメンテナンスなどの継続的な収益を狙えるよう転換を志向している。 

このように、環境の変化に対して、積極的に転換を図る企業は(一時期ではあるが)投資家の評価が下がる。 これは投資家は安定を欲しているからであり、変化を好まないからだろう。
投資する人にとって、「Transformational Gap」は大きな投資チャンスになりうる。
彼らが今回成功するかどうかは未だ未知数だが、私は彼らの情熱にかけてみたい。

こういう企業をどんどん見つけ、応援したいなと思う。

人生も企業も安定などなく、変化が必要だ。変化をしようとする人はたとえ、今回失敗したとしても長期的には復活する。彼らのトラックレコードからしても期待できるように思う。

2013年6月27日木曜日

久々に賃貸コンシェルジュハウスのお話-告知:お友達紹介キャンペーン

賃貸コンシェルジュハウスはベストなコンシェルジュ(不動産営業)の方に集まっていただいて、お客さんの物件探しの手間を極小化し、相性のいいコンシェルジュとともに部屋探しができることで満足度も高めるというサイトです。

当初は中々コンシェルジュさんとのリズムが合わず、お客様への対応が遅れることもありましたが、皆さんのモチベーションが上がってきて、お客様への対応のスピード、品質、物件提案力ともにレベルが向上して、成約率が向上してきています。

そこで、お客様の数を増やす体制がやっと整ってきたので、プロモーションを強化しています。
もし、周りの方で引っ越しをお考えの方をご紹介いただけないでしょうか?

成約された場合、ささやかながら、
紹介していただいた方に5000円の謝礼、成約された方へは1万円以上のお祝い金
を進呈させいただきます。

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仕事をする時に大切なこと

ローマ皇帝のカエサル(シーザー)は物事をやるときに、「2つ以上」の目的がなくてはやらない。私はこの言葉を学んでから、仕事をやるときにはいつも気を付けている。

2つ以上の目的の視点を挙げると。。。

視点① 短期的リターンと中長期的リターン
仕事を時間に対する対価として生活に必要なお金をいただくという目的はだれしもあるが、それが、将来にどう生きるかのストーリーを持つことが必要だ。

視点② 自分のためと他人のため
仕事をやるときに自分のためにやるというのは当然だ。しかし、それが、チームのため、会社のため、クライアントのため、社会のためどういう役に立つのかシナリオを持つことが必要だ。

視点③ スキルと根本能力
仕事をやるときにスキルが身に付く。しかし、T字型であらわされるようなスキルを獲得し、活用することにより、Tの上の横棒の根本能力を磨くことができる。仕事をやるときにスキルを学ぶと同時にスキルを使って根本能力を高めることが重要に思う。 
私の尊敬するアインシュタインは別の言い方をする。「教育とは習ったことをすべてを忘れたときに残るものである」という。 深い。。。

私の経験ではスキルの蓄積だけ必死になっている人、驚くほどこういう方は多いが、スキル型のキャリアだけだと、そのスキルがものすごく市場性があり(見る目があるかラッキー)でかつ、ものすごく極めた方(すごい努力)の方でも、年収がMAX3000万円程度が限度のような気がする。

それよりも上記のような3つの視点で一つのアクションをいろいろな意味づけを与えて、一つ一つじっくり取り組んだ方が実りのある仕事生活がおくれる気がします。

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2013年6月25日火曜日

成功に必要な人格-情熱の大切さ

最近、賃貸コンシェルジュハウスの運営会社の社長と毎日のように話をしている。
私は成功に必要な人格の3要素だと定義し、情熱・素直さ・愛を大切にしている。
今の社長は、この3要素を持っている。

特に、情熱って大切だ。私は経営コンサルの仕事で失敗といえるプロジェクトはないが、それは成功するまで執念深くやるからだろう。でも、その過程では、「もうだめかな」とあきらめそうな瞬間がある。そこを、カバーするのが本人の情熱であり、チームの情熱だ。

私が高校生の頃、英語の先生に勧められて読んだシュリーマンの「古代への情熱」という本が、私に、情熱の素晴らしさを教えてくれたような気がする。 英語の先生はシュリーマンが数多くの言語をマスターしたので、その方法を勉強してほしかったのでしょうが、英語にも参考になったけど、情熱の大切さがためになった。

久々に読み返したが、素晴らしい本で熱くなる。

以下、ネットを検索したら、あらすじが書かれているので、コピペしておきます。
佐藤さんという方の感想です。

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諦めさえしなければ、人生に失敗はない。」と言っている人物がいる。
その人は、ハインリッヒ・シュリーマン(1822 ~1890)というドイツ人である。トロイア遺跡の発掘で世界史上にその名を残す偉大な考古学者である。しかし彼は、考古学に関する高等教育を受けたエリートではない。彼の素晴らしい生涯を見て行こう。
シュリーマンは、1822年、北ドイツの小さな町で、貧しい牧師の子供として生まれた。彼の生涯の転機は、8才の時、父親から、一冊の本をプレゼントされたことによって始まる。その本の題は、「子供のための世界歴史入門」(イェッラー著)であった。この本には、古代ギリシャのトロイア戦争のことが挿絵入りで書かれていた。父親が読んでくれた本の内容に、異常な興奮を覚えたシュリーマンは、子供ながらに、トロイア戦争の物語は、ただの想像上の出来事ではなく、すべてが実際にあった事件であると子供ながらに確信した。そして父親に将来必ず、自分がトロイアの遺跡を発掘して見せると、約束したのである。 しかし人生は、シュリーマンが考えるほど、簡単ではなかった。家は貧しく、その上9歳で母を失ってしまった。学問も受けられないまま、シュリーマンは14歳で、小売店の見習として働くこととなった。しかも朝の5時から夜の11時まで働く生活が5年間続いた。この無理がたたって、彼は病気になり、せっかく得た仕事場を解雇されてしまう。蓄えていた資金は底を付き、シュリーマンは、人生最大のピンチに立っていた。 その後、彼は再起を期して、オランダに渡り、必死の思いで、アムステルダムの貿易会社に就職した。そこでシュリーマンは、努力を重ね、英語、フランス語、ロシア語を次々にマスターしていく。そして何よりも信用という財産を築いた。 その2年後、ついに念願の独立を果たすこととなる。それからの彼の人生は、まさに順調に推移していく。商売をアメリカ、ロシアにまで拡大し、確実に財産を蓄積して行くことになる。 その間でも、彼は幼い頃に父と約束したトロイア遺跡の発掘の夢を片時も忘れなかった。いやむしろ、彼はその夢の実現という大目標があるために、どんな逆境にもへこたれずにどんな辛い仕事にも耐えることができたのである。 その頃の、彼の努力は、異常ですらあった。端から見れば、「なんであいつは、あれほど頑張れるのだ?」と思う人間もいたと言う。彼は、商売を広げるために、スウェーデン語とポーランド語を身につけ、遂には、最終目標であったギリシア語もマスターするに至った。 その後1868年になってきっぱりとビジネスから足を洗って、莫大な財産を手に、トロイアの遺跡発掘に全力を傾けることになる。その時、シュリーマンは46歳となっていた。いよいよ父との約束を果たす時が迫っていた。すでに父と約束した日から、39年の歳月が流れていた。 さて、そんなシュリーマンのトロイア遺跡発掘計画に対して、考古学の専門家は、シュリーマンを誇大妄想家と嘲笑した。それでも彼は信念を貫き、当時トルコに併合されていたギリシャの遺跡発掘の許可を得て、世紀の発掘の事業に取り掛かるのである。実際に発掘に取り掛かったのは、71年10月というから、シュリーマン、49歳の秋であった。 地元の人々を120人も雇い、彼は発掘に全神経を集中した。様々な苦難の末、、彼の幼い頃の直感は見事に証明された。シュリーマンは、ギリシャ近代史上最大の発見を、たった一人の情熱で成し遂げたのである。その後も、彼は、ミュケーナイ遺跡を発掘し、ティーリュンスの遺跡など、エーゲ海文明発見の最大の功労者となるのである。シュリーマンの自叙伝「古代への情熱」を読めば、まさに彼の情熱に触れることができる。 シュリーマンの人生を振り返ると、人生において、いかに目標の設定というものが大切であるかを思い知らされる。彼のビジネス上の成功も、やはり幼い頃の夢であるトロイアの遺跡発掘という絶対的かつ強烈な目標があって初めて実現したのである。シュリーマンに限らず、誰の人生においてもその成功の鍵は、正当な目標を、いかに設定するかにかかっていると言えそうだ。佐藤

2013年6月24日月曜日

なぜ「頭のいい人」は成功しないか?-人のほめ方

私は経営コンサル事業のトップをしていた時に面白い実験をした。

上位5%の成績のコンサルタントだけを集めてプロジェクトを行った。
プロジェクトを通じて、彼らと仕事をやることの大変さ、創造性のなさには驚愕した。

なぜか?
「人生の科学」という本を読んで勉強になったのが、「頭のいい人」って、みんなから「賢いね」って褒められるので、自分は「何かをすれば成功する」という自己イメージを持つそうだ。 「よくがんばったね。」と褒められる人は「自分は努力する人間である」という自己イメージを持つそうだ。

「頭のいい人」って、自分の出来が悪いことは信じられないので、否定・言い訳・他人のせいにする行動に出てしまう。ということで「面倒くさい人」になる。他人の優秀性に気づかないため、思考に多様性がないため、創造性がない。 
本当はこういう人は頭がいいとは言わないのだろうが、一般的にはそういわれている。

褒めるときは努力を誉めてあげることだろう。そうすれば、我々の組織の人はみんな努力をする組織になる。そうすれば方向性さえ正しければ成功する。 方向付けは、話し合ってきめるのだが、これは最終的には上司の責任だ。

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意思決定の仕方

通常、意思決定は情報収集、最適な意思決定の検討、意思通りに行動する。
コンサルティングでは情報収集がアナリストが行われる。情報収集は単に力技と思われがちだ。
私は情報収集こそ最も重要な作業だと思っている。

その理由は、実際には、見える世界はその人の「モノの見方」により決まるものだからだ。たとえば、大金持ちの人が同じ六本木をあるくのと、浮浪者の方が六本木を歩くのと見える景色がまったく異なるだろう。同じ「景色」をみているのに。ー景色は人の「フィルター」を通じてみているかだというのが正しい。

別の言い方をすれば、人は情報収集の時に評価が入っていたり、自分のフレームワークにマッピングしたりしていている。

私は、アナリストに「一応」情報を集めてもらい、サマリーを作ってもらっていたが、基本的に原本を読んだ。現場を見に行った。クライアントの意見を直接聞いた-現場の方も偉い方も、尊敬されている方も尊敬されていない方からも。 様々なフィルターを通じた情報・意見を浴びまくった。私はここに一番時間を使うのがいいと思う。

第二ステップの最適な意思決定だが、わたしはここは自分の中にいる「神様」に任せている。第1ステップで浴びた情報は論理的に整理するには複雑すぎる。そこで、運動したり、寝たりして思考が熟成し、ひらめくのを待つ。 ここで重要なのは、自分は期日までにいいアイデアに巡り合える自信を持つことだと思う。

第三ステップの決めたことを実行するディシプリンについては、面白い研究がある。決めたことを実行するのは短期的な欲求と長期の利益のトレードオフだ。たとえばダイエットで短期的な食欲と長期的な美容と健康のトレードオフだ。
スタンフォード大学でマシュマロ実験というのを行った。四歳児に「マシュマロを食べてもいいけど、先生が部屋に帰ってくるまで(約15分)まてたら、もう一つ食べることができるよ」という実験だ。マシュマロを食べなかったの子供は大学進学率も高く、社会的成功もしている。
しかし、彼らは我慢できた子も「意思が強い」わけでないようだ。欲求をそらす方法をしっていることのようだ。マシュマロを「雲」と思ったり。。。
ということで意思が強いという先天的だと思われていることがらさえも、工夫で何とかできるようだ。

私は、超ストイックなので、割とロボットのようにセルフコントロールができるタイプですが、これも考えようです。短期的な欲求が基本的にないので、人生が楽しめない。致命的な欠点かもしれない(笑)

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2013年6月22日土曜日

成功のヒント-自己相対化能力


少し、どうでもいい話を。。。
今日、昼近所にあるちりめん亭というモスグループのラーメン屋で味噌野菜ラーメン(730円)を食べた。 株主優待券(500円)と1000円札を出したら、おつり730円ですって渡された。770円なのに。。。(私はモスバーガーの利益を度外視した品質へのこだわりが気に入って株を持っています)
これ、同じ人に間違われたのが二度目だったので、軽く、「770円でしょ」って小さい声でいったら、彼は自信をもって「730円です」と答えていた。 結局この後泣き寝入りしました。(笑)

彼はまったく自分のことを間違うわけがないと思っているか、間違えていたらかっこ悪いので自己防衛をして強気で答えたかどちらかだろう。
これを我々の言葉でいうと「自己相対化(=自分を相対化してとらえる)能力の欠如」である。そういう人はどんなに元が優秀でも伸びないようだ。

経営コンサルタントにも多く自己相対化能力の欠如している人がみられる。 小さい頃「賢い」っていう褒められ方をした人はなりがちだそうだ。(この理由は今回は割愛させてください) よくあるのが、ある人の書いたアウトプットをレビューするとする。すると、アウトプットに対して改善ポイントをいっているのに、その人は自分が非難されたととらえ、言い訳したり、気分を害する。
うまくいくコンサルタントは自分が作ったアウトプットも他人が作ったアウトプットも区別しない(相対化)できる人のことをいう。

自己相対化能力は自己相対化能力のある組織でないと育たない。 自分の作ったアウトプットを他人が作ったアウトプットのように見つめることのできる人は、自己相対化能力の無い上司には「無責任」に見える。 たとえば、自己相対化能力のある人が自分の作ったアウトプットに対して、「これこのあたりがうまくできてないんですよね」とかいうと、無い上司は「持ってくる前にもっと考えろ」という。 そうすると、その部下も自己相対化能力を封じ込める始末になるからだ。

私も26歳でコンサルタントにはいったとき、自己相対化能力が欠如していた。しかし、私の上司が私のプライドをずたずたに砕いてくれた結果、できるようになった。すると、上司からも怒られなくなり、一緒に考えてくれるような関係を作ることができた。
お客さんにも正直に自分が満足いっていないことを「一生懸命考えましたが、ここはいい案が出てきません。申し訳ないですが、一緒に考えてください」というと、みんな喜んで一緒に考えてくれて
いいアイデアも出るし、お客さんもそのアイデアにオーナーシップが出ていいことばかりだ。

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2013年6月21日金曜日

私の履歴とゆるい告知

私の略歴を知り合いに依頼されて作成しました。

せっかく、心をこめて作ったのでアップします。
もし、下記履歴を興味を持ち、一緒に何かやってみたいという方はコメントください。
有望な若手起業家を応援したいです。
 
 
○経歴(全体)

197682 兵庫県私立六甲学院

198286 東京大学教養学部理科一類・工学部

198688  大手化学メーカー

198890  東京大学工学系大学院(Master of Science

199013 外資系コンサル会社 執行役員 経営コンサルティング統括本部長 

アジアパシフィック戦略グループ統括

2013-  KAONETグループ創設

 

○外資系コンサル略歴

1990-  入社。クライアントの経営戦略の立案を行う戦略サービスグループ立上げ

199192 米国通信会社コンサルティングと米国の日本法人向けコンサルティング責任者

1998   日本ヘルスケア業界統括

2000   アジアパシフィックヘルスケア業界統括

2005   戦略サービスグループ統括就任(日本)

2006   執行役員経営コンサルティング本部統括本部長就任(日本)

2008   アジアパシフィック戦略サービスグループ統括兼務

2011年  震災を機に、サステナビリティ統括と復興イニシアティブ統括も兼務

 

○特長

20年以上、多様な業界の100社を超えるコンサルティング経験

  日本の経営コンサルティング部門、アジアパシフィックの戦略サービスグループのトップとして、全業界(製造流通業、通信・ハイテク・メディア、資源エネルギー、金融業、官公庁)の国内外1000名を超えるコンサルタントからなるコンサルティング事業を統括

  個人的にも23年間100社を超えるクライアントを経験。

  10年以上の長い付合いのクライアントも多く、赤字企業から高収益・高成長企業への全社変革を多数実現。

②豊富なグローバル経験とネットワーク

  経営戦略サービスのグローバルリーダー(No.3)として、多様な業界の世界中のクライアント企業の戦略を把握。

  アジアパシフィック戦略サービスグループ統括として、日本に加え、インド、中国、韓国、ASEANANZをカバー。

③モノづくり・テクノロジーに広範な知識

  東京大学工学部、工学系大学院修了(Master of Science)においてモノづくり、テクノロジーを広く学ぶ。専門は機械工学(学部)と複雑系・カオス(修士)

  メーカーで炭素繊維、光ファイバー、中空糸(浄水器)などの新素材に関する商品開発から量産技術までを担当。

  外資系コンサル企業では製造業、総合商社でテクノロジー新規事業立案・製造業のコンサルティング経験

④新成長業界での経験

  アジアパシフィックヘルスケア業界統括(製薬業、医療機器、病院)としてのヘルスケア領域の経験知識

  スマートグリッド、代替エネルギー、スマートシティなどのエネルギー・社会インフラ領域の豊富な経験。

 

○その他

  著書に成功するロジスティクス(日経BP)、サプライチェーンの理論と実践(ダイヤモンド社)、バリューネットワーク戦略(東洋経済)、アクセンチュア流グローバル戦略(英治出版)、クロスボーダーM&A(一ツ橋ビジネスレビュー)などがある。


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ブラック企業とゴールド企業

今、居酒屋チェーンやSPA系アパレル会社がブラック企業としてマスコミから叩かれています。
-長時間労働、低賃金、セクハラ・パワハラ

マスコミでたたかれている「ブラック企業」は高収益企業が多い。
比較的報酬の高い総合商社は驚くほど寿命が短いという。

一方、マスコミから儲からず苦しんでいる企業は非難さえもされない。「ホワイト企業」とでもいうのだろう。ホワイトを企業イメージとするソフトバンクが「ホワイト企業」かは知らないが。

ゴールド企業を定義したいと思う。 金(Gold)を生む人材を育てる会社だ。利益を上げながら、報酬はたとえ少なくとも、従業員が仕事をしながら市場価値が高まる会社だ。
こういう会社は例外なくハードワークだ。ブラック企業との違いは、社員が情熱をもっていることと会社が社員の市場価値を高めるために愛を持っていることだと思う。 一方、ブラック企業は社員の持っている能力・労力を使いすてする会社だろう。

今、私の会社は大きな赤字を毎月出しており、社員の人に十分な給与を支払うことはできていない。彼らは夜遅くまで働いてくれている。 今、私にできることは
・企業収益を上げて、「無い袖は振れない」という状況から早く脱却すること
・私が学んできた仕事のやり方をシェアして彼らの市場価値を高めることだ。特に、不動産は少し時代遅れの企業が多いため、業界を変革するためには、経営理念と行動規範(価値観)を徹底することの重要性を感じている。

従業員が「ゴールド企業」に勤めていると思ってもらえるような会社にしたい。

ゴールドの相場が落ち続けていて、今朝一番の電話は第一商品からの証拠金追加の電話だった。本当のゴールドも輝きを取り戻せばいいな。


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ビジネスは成功報酬型へ

前回、友達がデジタルマーケティングの会社の支社長になったお話を「うれしい話」としてしましたが、一緒に飲んでいて、私にも「うれしい話」でありました。
以下のようなビジネスの話は1分くらいで、あとは、たわいもない品のない話をしていました。こんな恥ずかしい話を大学時代ってやってたんだなと思いながら。

一昨日、社長とマーケティングの対象をもっとニッチに絞り、シグマニッチで集客の効率性を上げようという決断をしました。そのニッチセグメントの一つとして海外にいる日本人をターゲットに決めました。

友達の会社は会員登録で初めて課金されるというビジネスモデルだそうです。
我々は会員登録までの確率に問題を抱えているのですが、サイトの工夫はするものの、このようなサービスがあれば本当にありがたい限りです。
しかも、ウェブ上で登録して、クレジット決済なんでほとんど手間もかからないようです。

私の会社が運営している賃貸コンシェルジュハウスも成功報酬ですが、世の中、成功報酬モデルがトレンドだと思います。前職のコンサルティング事業でも成功報酬を強力に推し進めようとしていました。

成功報酬モデルって大きな考え方の変革を生むと思います。たとえば、コンサルティングではお客さんからフィーをいただく通常のモデルとは異なり、成功報酬ということは、お客さんの場を借りて事業をし、分け前をいただくことになります。ビジネスパートナーの発想で「コンサル」をやることになります。

このように考えると、お客さんも我々を選びますが、我々も「お客さんを選ぶ」ことが重要になります。フィーでいただく場合には、どんなお客様でもお金をいただければやるというスタンスだと思います。 しかし、成功報酬モデルではタッグを組んで、社会に貢献できるのか、組んで成功するかどうかが判断基準です。

以上は一例ですが、成功報酬モデルはビジネスモデルの根幹を変えるものです。

話は変わりますが、私は早速友達の会社のサービスを試してみようと思います。
ターゲットを決めた数日後にこのような出会いはまさに、「引き寄せ」であり、成功する予感があります。彼に迷惑をかけたら悪いので、会社名や名前をオープンにしませんが、もし、興味あれば、私の友人につなぎますので、ご連絡ください。

賃貸コンシェルジュハウスのサイトです!
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2013年6月20日木曜日

うれしい話

今日大学時代の友人から外資系マーケティングの会社の支社長を受けることにしたって連絡がありました。
彼は大学時代から私なんかよりもずっと優秀で将来楽しみだなと思っていました。

通信会社勤務し、もともとバイリンガルなんで、海外勤務を長く経験し、技術からビジネスまでわかる素晴らしい経歴を持っています。最近はベンチャー企業のアドバイザーや投資ファンドをやっていました。

ただ、50才近くになって、「アドバイザー・モード」に入ろうとしているようだったんで、「ちゃんとすれば。せっかくの採用と経験がもったいないよ」みたいな話を1か月くらい前にご飯を食べているときにしていました。

あれから、私の失礼な助言を素直に聞いてくれて連絡をくれていましたが、その後、このポジションを引き受けることを決意したようです。

私がどこまで貢献できたかわかりませんが、失礼なストレートトークができる「絆」、それを素直に聞き入れる「素直さ」っていいなと少し感傷に浸ってます。

大成功をしてほしいなと心から思います。

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成功のために-初期値と折り畳み関数

今日はコンフェデレーションカップをハーフタイムであきらめ、朝のミーティングに臨む。
昨日ファンドオーナーの方から電話をいただき、今朝となった。
その後、賃貸不動産の直営店開設の打ち合わせ、婚活ビジネスの打ち合わせ、大学の同級生との飲み会に続く。 間にスポーツクラブをどこかでかませられればと思います。

ところで、ファンドオーナーは大成功されている人だが、年は1歳違いで、故郷も隣の市、大学は同じ大学で同級生だった。 中高一貫教育という面でも一緒だ。
共通点は多いようだが、すべてにおいて確かにかなり私より勝っていますが。

もっとも異なるのは、就職です、私は化学メーカーに勤めたのに対し、彼は外資系金融機関です。彼は人格も素晴らしいので、外資系金融機関から学べる大局観と目利き力が天才的なような気がします。 
一方私は地道なメーカーです。コンサルティング業も実はマクロはあまり得意でなく、ミクロの技を磨く職業です。

私もコンサルではある程度成功した方かもしれませんが、彼とは成功の度合いが異なります。

私が大学院の時に研究したカオスとフラクタルの論理では、初期値と折り畳み関数の少しの違いにより、大きな結果の差が生じるということです。人は対して能力の差がないし、努力の差もないものです。しかし、結果は大きく異なります。

人生の初期値とは、人生の節目節目の選択です。日本人は私も含めて、選択に時間を割かず、実行に時間を割くことに時間を割きがちです。実はこれによって人生は大きく異なります。

人生の折り畳み関数とは行動規範や日々の時間の割り振り方です。彼は愛情にあふれた行動をしてきたし、マクロな視点と目利きに時間を使ってきました。私は一つ一つの企業の経営改革に時間を使ってきました。 大きな結果の差が出ます。

でも結果は何が正しいかではなくて、どのような結果を得たいから、自分はどういう選択肢、どういうことに自分の時間を使うかを真剣に考えれば、好きな人生が実現できると思います。

私なんかも不器用な生き方をしてきていると思いますが、これが私の好みなんで仕方ないし、幸せです。

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2013年6月19日水曜日

もう少ししたらアジアに出よう

今週はアジアから来客が来てたり、アジア進出を専門にやっているコンサルタントとあったりで久々に海外のことを考える機会があった。

賃貸コンシェルジュハウスに出資を決意したのも海外展開の容易性が大きな一つの要因であった。いつでるか? 今でしょといいたいところだが、もう少し時間があるかと思っています。

現在、グローバル経済の識者の多くは、資金の流れは変わり資金は新興国から先進国に流れるといっている。米国の経済の持ち直し、日本のアベノミクス、EUが危機から脱したなど、先進国に対しポジティブな意見が増加してきている。逆に、新興国は経済成長が低下してきたことや治安などでマイナス評価されだしている。

こういう構造的な流れって、最低でも1年はかかると思うので、逆張り志向の私としては、1年程度の猶予はあるかと思っています。2014年って財政の崖、QEの悪影響(時差をもってでてくるインフレの悪さ)、消費税増税など様々なことが先進国も起こるので、新興国はより大きな影響を受ける可能性がある。

賃貸コンシェルジュハウスもコンシェルジュの方の回答スピードがあがり、成約率も高まってきた。これは顧客の満足度にも直結すると思うので、いい傾向だ。販促の最適化を行い、集客力を高めれば、成功するような状況に近づいてきた。

がんばってここ数か月で国内事業を固め、来年くらいには海外に出たいなぁ。

賃貸不動産チェーン社長との飲み会-不動産業界って古すぎて面白い

先日、賃貸不動産チェーンの社長と打ち合わせと飲み会を実施した。

不動産業界には課題が多いようだ。
賃貸不動産の営業マンってかなりハードワークのようだ。
来客なんて平日は夜、土日は忙しく、不規則だとは思っていたが、毎日終電間際まで仕事しているようだ。何をしているかというと、スーモさんなどのポータルサイトの入力をやっているそうだ。

不動産業界はディシプリンを維持するのが難しいようだ。やはりいまだに、セクハラ、パワハラなどが多く行われているようだ。 そういえば、不動産の直営店を開きたいので、弊社の営業の女性に修行してきてよとお願いすると、躊躇していたのを思い出す。

ちなみに、コミュニケーションは結構FAXを使っていて、ITリテラシーは低いようだ。不動産って情報・コミュニケーション産業なのに、ITを積極的に活用しないのはもったいない。

このような面でも、私の会社は貢献できるように思う。
営業マンをよりクリエーティブな提案営業にし、「部屋」だけでなくライフスタイルを提案できるようにすること、充実した接客により多くの時間を割けるようにする。
セクハラ、パワハラなど旧態依然とした古い日本企業の悪いしきたりを正していけるように思う。
賃貸コンシェルジュのプラットフォームを使って、業界のITリテラシーも高めることができるように思う。

だんだん不動産業界にのめりこんできてしまっている。。。

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2013年6月18日火曜日

全体ミーティング

今日は全体ミーティングでした。
1人デザイナーの方はお父様が手術で欠席でしたが。

今日は私の課題意識をみんなで共有化して、個々人の目的を明確にできました。
また、課題-会員登録率(なぜか新規アクセスユーザーが会員登録をする率が低い)を上げるかだ。 明日、社長と全社員でしっかり議論して対応策を検討してもらえることになった。

みんなとても優秀だなと思いました。何よりも「素直さ」があり、謙虚に今の事業の課題を受けてめ、創造的な発想ができる人たちだなと思いました。 いいチームに恵まれて幸せだなと思いました。

また、今日、「いまだかつてないコンセプト」の不動産の直営店を作ることでみんなで盛り上がりました。 今後具体化するにつれ、秘密のコンセプトを公開していきます。


会員登録がここ数日落ちてきています。ブラウザーにより、文字ボケしたりするような現象が少し出ているようですが、原因が不明です。もし、皆さんにアドバイスいただければ助かります。

今日、読者で前職の人が成約していただけました。 ありがとうございます。


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普通の人が大活躍できる社会を作る

私は前職でお知り合いになったいわゆるビッグな方からご連絡をいただく。
お忙しい中、いったい何をやっているんだろうと心配していただける。
とてもありがたいですが、皆さんにきちんと報告できるまでにはあと2年くらいかかりそうだ。

私は事業に対してチャレンジしたいことがある。
私は6年一貫の中高を卒業し、東大に入り、前職の戦略グループというところの配属され、ずーっとそこだったので基本主は東大卒の組織に過ごしてきたことになる。こう振り返るとずいぶん長い間特殊な世界にいたものだと思う。

しかし、課題意識として、東大と前職の間に少し勤めていたメーカー、前職の震災以降の復興イニシアティブの責任者を通じて、普通の方の文化的なレベルの高さ、倫理観などに驚く一方で、彼らがあれだけの方々なのに経済的に豊かな生活がおくれていないことに疑問を感じていた。

メーカーでのファインディングとして、東大卒の2極化を研究した。私の勤めたメーカーは東大卒が少なく、個々人をフォローできる程度だ。ものすごく成功している人と周りからうきまくっている人の二極化が見られた。 

そこで、成功している人に共通項は「素直さ」だった。
チャレンジをし、失敗を認め、失敗から謙虚に学び進化すること。そのことが最も重要だ。
人のポテンシャル(学歴的な)は問題にならない時代によりなったように思う。
いかに、多様な経験を積み、失敗し、進化するかだと思う。

私は、これから、今職に困っているような方とともに働き(素直な人)、彼らが成功するお手伝いができればと思っています。

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2013年6月17日月曜日

戦略は感性をフル活用してフォーカスして作る

今かなり事業に入り込んで機能別の戦略の練り直しをやっています。
一般的に「戦略といって」出てくるのは総花的な施策集が出てきがちです。

コンサルタントにもありがちなんですが、総花的な提案は意味をなさない。
どうせやらないので。
総花的な提案は怒られたときの言い訳をすることを重視したもので、
絞る勇気がない人が提案する場合に多い。 上司がよく怒っているとこういう提案がでやすい。

戦略って絞らないと意味がないのですが、なかなかどう絞るかいいかわからないようだ。

絞るって、一生懸命情報を集めたら、ある意思決定が必要な時まで必死で考えて、あとは感性に任せればいい。 間違えたらやり直せるように、効果を測定し、やり直しがきくように準備をしておけばいい。

戦略立案は感性で絞ればいいと知ると戦略立案作業は楽しくなる。

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守破離


MECE(Mutually Exclusive Collectively Exhaustive)やIssue Treeというのは経営コンサルタントの初歩で学ぶ。

今は事業会社であり、なかなかこのような言葉は通じない。創造的にモノを考えるときには時には上記のフレームワークが邪魔になるが、課題を分析していくにはどうしても必要だと痛感することになる。

明日は少し、社内で経営コンサルの講義をして、一緒に現状の問題の分析をやるという実利を兼ねた演習をして、みんなに学んでもらおうとおもう。

コンサルタントの方は守破離で、フレームワークをまねび、そこから離れていくことをする必要があるが、やはり、基礎は役に立っているなと思います。

社員がこれらの考え方を身に着けてもらうだけで大分違う気がします。明日効果の程が見れるのは楽しみです。

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不格好経営-ただゴールだけを目指す

日本代表のイラン戦は岡崎がゴールを決めてくれた。

私は中山、岡崎がスタイルとして大好きだ。
本田もゴールを決めることにフォーカスしていて好きだ。かっこよすぎるのが他の人が真似できない雰囲気を作っているのがたまに傷だが、スターの証だろう。

目標を明確にして、どんなに不細工であってもゴールだけを目指して行動する。
私もそうだが、すぐに余計なことを考えてしまう。

私の会社も全員一丸となってゴンゴールを決めたい。


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アパレルベンチャーとのミーティング②-Smallスタート案が出てこなかった

アパレルベンチャーとのミーティングでの私の宿題を受けて、回答のメールが来た。

大体の要望は満たしていただいたが、
新しいビジネスモデルなので市場性の検証を行うことが必要で、
小さく初めてビジネスモデルのフィージビリティのステップを入れることをお願いしたが、
その点は含まれていなかった。

全くの新しい考え方のビジネスはやはり立ち上がりの時間が見えない。
固定費が高いと私の限定的な資金だとなかなか持たない。
残念だが、投資を見送る旨を連絡させていただいた。

私は、Samll Startで次のステージに進むときの基準を決めて、
基本Sustainable Profitable Growthを志向したいとおもっている。

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意識と無意識-無意識が意思決定する

意識と無意識はそれぞれ理性と感性と関係がある。

人の意思決定は意識下で理性的に行われていると思いがちだが、全くそうでないようだ。

無意識をつかさどる脳の損傷を受けた場合、簡単な意思決定もできない人になってしまうという実験結果がある。「人生の科学」という本に詳しく書かれているので、興味のある方はお読みください。

人は感性で結論を決めて、理性で検証をしている。これは経営コンサルタントの使う「仮説検証型」プロセスに似ている。多くのコンサルは仮説まで論理的に出してしまうから面白いものができない。

発明家のドクター中松がスジ・ピカ・イキといっているが、情報を思いっきり浴び、自分の感性で結晶化する(ピカっとひらめく)、そして実現手段を考える(イキ)のプロセスは、感性は様々な情報や経験によって磨かれるとしている。

意識・理性で仕事をしていると質の悪い仕事になってしまう。

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社長に必要なのはチャーム

ベンチャー企業の社長と話すことが多いが、うまくいく会社とそうでない会社の差は社長のチャーム(チャーミングな魅力)だと思う。

大きなビジョンと各人への明確な目標設定をしてあげれば、あとはあまり堅苦しく考えなくても、社長がチャーミングであれば社員は精一杯創意工夫をする。

「頑張りすぎている社長」さんは要注意だ。


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2013年6月14日金曜日

中古住宅の質的変換

空き中古住宅は700万戸もあるそうだ。
一方、古い住宅をリノベーションで活性化させたり、様々な目的を持つ人たちのシェアハウスなどが次々とできている。

本来、注文住宅はユーザーのニーズが住まいに直結していた。しかし、今の多くのマンションや建売は基本的に製造と販売(顧客)が分離している。
中古住宅においては、リノベーションの工期も比較的短く、
住宅のSPA化はチャンスのように思う。

趣向のあうコミュニティ(Community of Interest)を集め、一緒に中古住宅をリノベーションしていく。

こう考えると、賃貸コンシェルジュハウスの発展ステップが見えてきた。
面白い多様なビジネスアイデアが生まれてきそうだ。

いよいよ楽しみになってきた。

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2013年6月12日水曜日

アパレルベンチャーとのミーティング

アパレルベンチャーとのミーティングが終わりました。
1時間半程度になってしまい、疲れました。

ただ、社長(共同代表)は二人ともとてもよさそうな人で安心しました。ビジネスをわかっている方のようでした。前向きに考えようと思っています。

この事業はB2Bのマーケットプレース事業だが、これは私がITバブルの時にお手伝いしていた商社の新規事業ネタに似ていました。今となってもまだ解決されていないんだなと思いました。
アイデアはいいが、広く薄くお金をいただく形のマーケットプレースは成功までの時間が見えないところが弱点としてあります。リーンスタートをいかに切って、思い切りスケールアップするタイミングをどう判断するかがキーになります。


そこで、私が投資する場合は次のことを考えていただけないかというお願いをしました。
・スタートスモールのアイデア。それにより、立ち上がりが遅れた場合持ちこたえられる。
・次のスケールアップのステージに進むための評価基準(ステージ管理)
・将来的な価値提供をもっと大きなものにする。

3点目はおいおい考えていけばいい部分もあるが、1・2点はぜひやらないとだめだと思っています。

案を作ってくれるようですから、メールのやりとりを踏まえ、納得がいけば、前に進めようと思っています。


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考えすぎることと考えなさすぎるこのバランスが難しい


昨夜、いつもの帰宅路に小鳥が車にひかれて死んでしまっていた。
とても悲しかったが、何か怖く、お祈りをしたのみで帰ってきてしまった。

今朝、昨日のところになかったので、誰かが面倒をみてくれたのだなと喜んでいたら、
少し先に、カラスが運んで、食べていた。
昔だと、カラスを憎んでいただろうに、なぜかかわいらしく思え、自然の摂理というものを改めて感じた。 

自宅の近くの本屋にいったら、終活の本が多く並んでいた。人間って多くのことを抱えすぎているなと思っています。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」。変化(=現状の死)を恐れず、喜んで受け入れることが必要だし、一つ一つ考えすぎる必要もないのだろう。

今日は3つミーティングがあります。
1つは、街の活性化の一つのテーマである「衣」のアパレルベンチャー企業の社長と新事業について議論します。
2つめは賃貸コンシェルジュハウスの直営不動産店を開設の議論をします。今までの古臭い不動産業界を大いに変革するモデル店を作りたいなと思っています。
3つめは婚活コンシェルジュの事業部長/社長候補とミーティングをします。

全体的にKAONETグループは25歳から45歳までの壮年期層をターゲットに、顧客と地域を切り口にライフイベントと日常生活を支援し、街を活性化することを狙っています。
賃貸層と婚活層ってものすごく重複してるんですよね。賃貸の独身率は6割らしいです。

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2013年6月9日日曜日

実現力ープロジェクト化能力を高める

三井物産戦略研究所の寺島実郎がテレビで今回の株の暴落に対して、
日本のビジョンを達成するための、プロジェクト化能力がないとみなされているからだといっている。

株価との関係性はわからないが、日本のプロジェクト化能力や実現力のなさは大きな問題だと思う。1990年代欧米は日本の改善力を称賛し、学んできたがが、2000年代の彼らのテーマは実現力(プロジェクト化力)の強化だった。それに様々な方法論やツールも生まれた。
私は前職が外資系コンサルの実現を得意にする企業だったので、この辺のすさまじい力はとても実感している。

前職では政府の成長戦略の一つ、外資企業を誘致するinvest Japanをサポートさせていただいたが、しっかりプロジェクト化・プロジェクト管理をやれば目標を上回る成果が出た。

この点については昔、Think!という雑誌に書かせていただいたが、やはりあまり重要性が理解していただけなかったように思う。ちゃんとプロジェクトをやろうとすると、地味でお金もかかるのでやらないですよね。

欧米・新興国ともますます経営力の格差が広がる。。。


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2013年6月7日金曜日

賃貸コンシェルジュハウスの次の課題-コンシェルジュの回答

他の事業でもそうなのでしょうが、賃貸コンシェルジュハウスの運営をやっていても次から次へと課題が出てきて面白い。

おかげさまで会員登録数、その会員がコンシェルジュの方へのコンタクトの数が順調に増加している。ただ、コンタクトから成約に順調に流れるかというと全くそうなっていない。 -人生にラッキーで成功するなんてことはないな・・・と思います。
これは、せっかく会員になっていただいたお客様の期待を裏切る、時間を無駄にすることにつながってしまいます。

コンタクトしていただいたお客様とのコミュニケーションが途絶えるケースとして、コンシェルジュからのレス(ポンス)に間が空くことだ。コンシェルジュからのレスポンススピードが最も重要だということだ。
-回答スピード
-物件提案のスピード
-実際に面会するまでのスピード

これを実現するためには、成功しているコンシェルジュのノウハウを蓄積し、皆で教諭すること、また、コンシェルジュにこのビジネスの重要性を理解してもらい、優先度を上げてもらうことも必要だ。

ネットビジネスはやはりこういう面でもバーチャルとリアルの統合が必要だなとつくづく思います。

社員一同、課題の発見→解決策の検討→実行のサイクルを繰り返していきますのでご支援よろしくお願いいたします。

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2013年6月5日水曜日

都市OS-宝石箱かごみ箱か-賃貸コンシェルジュハウスリニューアル

ある地域ポータル運営会社の社長と我々の事業で何か提携ができないかと思いミーティングをしてきた。
地域ポータルのシステムインフラを提供し、あとは第三者のエリア・オーナーが独自運営するという弱いフランチャイズのようなビジネスを行っている会社だった。この手の会社はいくつかあるが、どれも収益化していない。

私も、都市OS(都市のIT基盤)について、前職でポルトガル政府とスイスのファンドが協業して、マイクロソフトのシニアマネジメントが責任者となった、都市OSプロジェクトにからんでいた。また、福島県や会津若松市でもこの構想がきっかけとして、前職の復興イニシアティブへの参画がはじまった。

都市OS、地域ポータルってとても言葉は美しい。しかし、範囲が広すぎて、それぞれの機能単体がベストなものになりえない。したがって、福島の件でも、すごく範囲を絞ってビルディングブロック(積み木)を積み上げるように、都市の情報インフラを積み上げてつくっていくことにした。

私は地域活性化のための活動は、一つ一つの事業が収益化する、すなわち、社会のお役にたっている、価値のあるものになっていることが必要であり、それをポータルで束ねることこそシナジーがある「宝石箱」のであり、もし、単体が魅力がなければ、ディスシナジーも甚だしいし、「ごみ箱」になる。

地域活性化という宝石箱の中の宝石の一つである「賃貸コンシェルジュハウス」が再度リニューアルした。(一部改修中)。 このサイトは、様々な不動産会社からエースの営業マンに集まってもらい、その地の魅力を提案し、お客さんにあった物件を提案するサイトです。

ぜひ、皆さんにも使っていただき、フィードバックを頂戴したい次第です。

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2013年6月1日土曜日

お金の儲け方

私は最初にメーカーに就職しましたが、名古屋勤務になりました。
寮費を引かれると、そのころ手取りが9万円。私は新卒でありながら、チームメンバーを4人ほどつけていただいたので、彼らへのご馳走代、東京に彼女がいたので、月1回の東京での費用とかを考えるととても貧乏でした。

一方、学生時代は塾のバイトをやっており、徹底的に生徒および親御さんのことを考えて、何時間でも相談にのってあげていました。すると、私が季節講習をやるとほぼ100%通常講習にもきてくれるということで、時給が3000円でスタートしたのが、いつのまにか3万円になっていました。

23年間いた前職の時も、クライアントのために一生懸命考え、戦略を企画し、効果を出せば、決まったお客さんが仕事をくれるので、楽しみながら、成果を出すことができうまくいきました。また、一緒にやっていたお客さんがどんどん出世されるので、ますます私の仕事がやりやすくなりました。

今、ちまたにお金儲けの本がいろいろ出ていますが、つまるところ次のことを気を付ければうまくいくのではないかと思います。

お金を好きになること:私は元来、禁欲主義であり、お金を持つということに罪悪感がありました。また、お金を持っている人は悪いことしているに違いないなどと考えていました。でも、やはりお金はあった方がいいし、ひがんでる自分が嫌でしたので、この考え方を変えることに努めました。すると大きく人生が変わったように思います

貢献→報酬の順序にこだわること:前職では、昔は、お客さんおよび社会へできるだけ大きく貢献し、そのシェア(分け前)をいただこうと考えていました。その時には管理はあまりせずして、大きな利益が得られていました。今は、お客さんの財布をみて、いかにその財布から報酬をいただくかを考える人が多くなっています。大きな貢献を実現できるように考え、方法を経験することが富を得る唯一の方法だと思います。

ゴンゴール:大きな貢献をするには、自分のプライドなど結果にむすびつかないことを気にしていてはだめです。サッカーの中山さんや岡崎のようになりふり構わずいく。かっこつけて、頭をよさそうに見せているコンサルタントなんて無価値です。

どうすれば、社会に貢献できるのかを徹底的に大きく考えていきたいです。

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2013年5月31日金曜日

Makers - 3Dプリンター

メーカーズという著作は本当の意味での「モノ」のインターネットの時代に突入したことを説明している。

現在使われている「モノのインターネット」はPCの世界だけでなく、スマートハウスなどのように家電などとネットがつながれ、コントロールできることを意味しているように思う。
しかし、メーカーズでいう世界はモノの制作もカスタマイズもネットでほぼフリー(ただ)で作れてしまうということだ。
たとえば、モデルの3Dカメラで撮影し、フリーソフト上でたとえば目を大きくしたりすることができる。さらに、3Dプリンターで理想のカスタマイズしたモデルのフィギャーができあがる。

すべてのものがただ同然で模倣されるように思う。
さらに、シェール革命で原材料の樹脂は今後大幅に(1/3程度)安くなると予想されている。

絵でも、本物の絵とシルクスクリーンや版画、プリントと同じものがまったく別の価値があるようになるのだろう。工業製品はすぐに模倣されて、ただに近いものになってします。

ですから、私はモノは機能ではなく、モノの中にあるべき「魂」が入っているかどうか、そのデザインされた背景や思い・主張などが投影されていることが価値を決める時代になると思います。

そこで、私は今の会社で、機能やデザインを中心とした「モノ」中心のコマースから、どういう人が何を考えて作ったかを示す「人」中心のコマースに変えることをテーマにしています。
それにより、消費者も製作者もお互いの交流をもとに進化しあえる。

100円ショップで多くのものが揃う時代にこそ、そのような社会を作っていきたいなと思います。

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2013年5月29日水曜日

「波待ち」は重要だ

人生において、今を感じたり、将来をイメージする「動かない時間」がとても重要な気がする。

私は由比ガ浜で下手ながらサーフィンをやっていますが、波があまりないので、波待ちの時間がとても長い。サーフィンはある一定以上のテクニックがあれば、「波待ち」が結果を決める。

大きなトレンドを感じ、しっかり波を選別して、乗った後をイメージし、集中してのる。それを考えるのが波待ちの時だ。

私はビジネスも投資も「待ち」がとても重要な気がする。
若いころは無駄に忙しく動き回っていたので無駄な動きも多かった。
今は基本待ちだと思っている。

世間が私に何を期待してくれているのか、自分は何がやりたいのかを人とあったり、本を読んだり、セミナーを聞いたりして、待ちたいと思っている。

事業において、乗りたいと思える小さな波は見つかりつつある、それをどうつなぎ合わせて、ビッグウェーブに乗るのか大分想像ができてきた。ただ、まだまだ、確信に遠い。じっくり待とうと思う。

実は投資で暴落を予測してキャッシュポジションを高めていたのに、暴落の前日に大きな買いを入れてしまって、大きく損失をした。私はよくこういう失敗をする。
これは、「休み」に耐えられず、「何かやらなくちゃ」という悪い癖がでたためだ。

「待ち」が重要だ。特に、勤勉な生活習慣が身についている人には。

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2013年5月26日日曜日

偉い人の頭の中-幽霊の閣議決定と友人のチャネラー

私の(あまり親しくないですが)友人の奥さんはチャネラーだそうです。

友人自身はIT起業家の走りの人で、結構有名な方です。
その奥さまは、カウンセラーをやっていましたが、お告げがあり、外人の著名チャネラー(宇宙人と交信する)のセミナーに参加して、そこで、その著名チャネラーに見込まれて、日本でチャネリングビジネスを始めています。

どんな人がお客さんなのか聞いてみると、政治家や有名な経営者がお客さんであり、ほぼ休みなく彼女は稼働しているようです。

それを聞いたのは私がまだ、30代の頃でした。しかし、複雑系の世の中、神(宇宙人)頼みしたくなる気もわかりますが、その当時雲の上の存在の方が、そのようなものを意思決定に取り入れているとは驚きでした。

今の閣僚の方の発言、最近怪しい気がする。官邸の幽霊の問題、消費税セールの禁止などなど、変なものに頭が支配されていなければと願うばかりだ。

再度増資-必死にならないこと

私は必死にならないことを信条にしている。

SUUMOがSUUMOカウンターというサービスを始めた。我々がバーチャルカウンターという名前でやっていたが、意識していただいたように思う。

賃貸コンシェルジュには数千万の投資を2回行い、さらに、来週増資する。
もっと早く私が真剣に入り込み、今の経営体制を築いていたらと残念に思うが、
それも人生だろうと思う。

必死にならずに、淡々と会社を進化させていければいいなと思う。

社員の皆さんと知り合えたし、共同出資している中堅不動産会社の会長とも知り会えたし、最近でデジタルマーケティングについてかなり勉強できたし、副次的な効果がいっぱいあった。

競合が出てくるし、この会社が成功するという確信はないが、うまくいかなければ、改善点を見つけて進化していけばいい。

淡々とやろうと思う。

2013年5月24日金曜日

久々のコンサルティングのお仕事

今日久々のコンサルティングのお仕事をしてきました。

すごく伝統のある大手グローバル企業です。長年新しい事業に進出していないので、新しい柱の事業を作りたいというお題です。
今日はいくつかある買収・提携候補の説明を受け、私なりに意見をお伝えするというものでした。

次のポイントをクライアントにお願いしてきました。

あるべき論ありき
・買収というと相手がありきのものなんで、向こうからアプローチしてくれているところにいきたがる。しかし、このようなケースはだいたい失敗する。
・新しい事業でどういう社会的課題を解決するのか?どこを買収するのが最適か?を考え、こちらからアプローチして、執拗に口説く(相手が自分と一緒になるとどのように幸せになるかを伝えながら)

新規事業を「新規」事業ととらえない
・新規事業を任されるとき、既存事業とは別の事業をやろうとすることは失敗する可能性が高い。アンゾフのマトリクスにあるように、新市場×新製品は失敗する。
・「新規」事業はボリュームがなかなか育たないため、1兆円を超える企業ではマイナーな存在になりがちだ。
・どうせやるなら、全社インパクトのある事業にする。

経営トップを巻き込み資源(人、金、技術)を事業横断的に投入してもらう
・社内には優秀な人がいるのに、既存の大きい事業にいい人が囲われ気味だ。
・M&Aには習熟が必要なので数十億の企業の買収から始めるのがいが、数年後には数百または数千億程度の買収をしかけないと、「労多くして、益少なし」だ。
・経営トップが本当に命運をかけたくなる魅力的なシナリオを書く。

2週間に一度の会議で全10回でシナリオを描くわけですが、楽しみです。

2013年5月22日水曜日

今週の社長とのミーティング

先週に続き賃貸コンシェルジュを運営しているエーキューの社長とミーティングを行った。
事業の性格上、収益が上がるには時間がかかるが、プロセス指標的にはうまくいっていることが分かった。

事業は我々のサイトに訪問し、営業マンを選択し、コンタクトをとり、内見し、成約というプロセスで成約をすればお金が会社に入るということなので、時間がかかります。
ただ、現在、営業マンとコンタクトをしているユーザーが数多くいることがわかりました。
また、やり取り状況をみているとさすがに私たちが選んだ営業マンだけにいい受け答えをしています。
お選択した物件をみたお客さんが、自分の理想にぴったりだというようなコメントを見るとうれしいです。

コンセプトはよさそうだということがわかったのですが、5月末~6月中旬の(再)リニューアルで直帰率の低減、会員登録率、コンタクト率を大幅に上げていきたいと思っています。
コンシェルジュとはやりとりをモニターし、ベストプラクティスを蓄積し、6月からはコンシェルジュ向けセミナーを行おうと思っています。コンシェルジュが最終的にはこのサイトの満足度を決めますので、みんなで勉強会をやるのは意味があると思います。また、そこで、サイトに対する改善提案などをしていただき、一緒によりよいサイトを作っていきたいと思います。

みんなとの出会いやお話も楽しみです。

2013年5月18日土曜日

橋本氏の暴言から見る競争社会の弊害-博愛を目指す

橋本氏の従軍慰安婦の発言で苦境に陥っている。
橋本さんは一生懸命持論を展開しているが、我々にとって説得力がない。
それは、橋本さんにリーダーとなるべく人への「愛ややさしさがない」ことに嫌気がさしているからだろうと思う。少なくとも私はそうだ。

小さい頃のコンプレックスをばねに競争を勝ち抜き、自分の優秀さを際立たせるために、なんでもしてきたエリートらしい考え方だろう。こういう人は企業にもたくさんいる。若いうちはハイパフォーマーであることが多いが、安定性や継続性がない。

ポジションが上になるにつれ、個人の及ぶ範囲の割合は低くなり、自分の組織の人たちの能力、やる気によりきまってくる。リーダーはその組織の価値観や品格を提供する。

橋本さんも石原さんもこういう発言するリーダーの下でなかなか、国を任せられるような人格は育たない。

今回の事件は橋本さんがリーダーにふさわしくない人格であることが露呈した事件だろう。

私の周りで、優秀な大学を出て、努力をしているが、仕事が見つからない人がいる。そういう人は人を見下すことが多い。 Respect for individual個人を尊敬する博愛こそ必要なんだと思う。

博愛を実践していれば、橋本さんのああいう言動は出てこない。

Effect - The end of business as usual

ブライアン・ソリスの書いたエフェクト(邦題)=The end of business as usual(原題)を読みました。
Social mediaでどう消費者とのつながりを見直し、ビジネスを変革すればいいのかという本です。

この本を読む前から、FB,Twitter,Google+、foursquareなどのソーシャルにより、社会やビジネスが大きく変わると思っていました。また、私の今のネットビジネスも社長に「もっとソーシャルにしていこう!」と方向性(?)は提示していたものの、具体的なイメージが私自身も沸いていなかった。

この本はそれぞれのサービスのポジショニングや変革のためのフレームワークが体系立てて整理されており、とても役に立ちそう。。。

いくつかアクションは思いついたのですが、月曜までにはもっと本を理解して、どう適用していくかを検討します。

素晴らしい本だと思います

2割の仕事で成功する

私は経営コンサルティングとしてはまぁまぁ成功したのではないかと思います。

今の経営コンサルタントは忙しく働く割に実力がつかず、それが更に長時間労働になり、健康や精神上の問題を引き起こすことになる。

経営コンサルタントおよび企画の仕事は月にせいぜい30枚程度の資料を作ればいい。
1枚1時間かけたとしても、一人が1週間かければかける。それを最低2-3人がフルタイムでやるわけです。考えたり、試行錯誤の時間があるのでそううまくはいかないが。。。

コンサルの仕事はいわゆる「ニッパチ(2割の仕事で8割のアウトプット)」の原則が働く、もしかしたら「イチク」の原則かもしれない。
たとえばニッパチとしても、もし普通の人の実力の1.25倍あれば、2割の時間で普通の人の10割(フルタイム分)の仕事ができることになる。

選択は
・精一杯10割働くか? それとも
・2割働き、残りの8割の時間を自分の実力を高めるために投入するか?
前者は弱気(努力賞、許してもらう)の生き方であり、後者は強気(優秀賞、感動を与えるが、できないと勘違い野郎だといわれる)の生き方だ。

私は後者の方が、大きな成功に結び付く生き方だと思う。


2013年5月16日木曜日

賃貸コンシェルジュハウスとその次

賃貸コンシェルジュハウスは今月のリニューアル前の広告を抑えにも関わらず、順調に会員が増えてきました。リニューアル後には広告宣伝を活発化させますので、さらに会員が増加すると思います。
新たな課題を発見。ユーザーが営業マンにチャットでコンタクトをとってもレスポンスが遅い。これからはきょんちゃんがチェックして営業マンにリマインドしてくれることにして、レスポンススピードを上げ、成約に結び付けたいと思います。(近い)将来的には自動化することが必要になります。

いろいろと問題点が浮き上がりますが、欠点を地道に解決すると結果が出るので楽しみです。

現在、賃貸不動産のサイトを充実させていますが、これだけしかないと訪れるモチベーションが高まりません。この会社(エーキュー)では、ライフイベントを統合的に支援して地域の活性化につなげたいと思っています。
今は引っ越しがメインの領域になりますが、入学、結婚、就職、生涯勉強などを軸に地域コミュニティを作りたいと思っています。男女を引き合わせる事業は不動産事業とのシナジーがとても高い事業です。
独身の男女のサロンを作り、その中で結婚をし、新居を構え、充実した人生を送ってもらうようなものを作りたいと思います。

独身男女のサロンを作ります。通常の結婚相談所とは異なるものを作っていきたいなと思っています。9月の事業開始を計画しています。

2013年5月9日木曜日

勝ち残る会社のWebサイト経営術-社長へのメール


「勝ち残る会社のWebサイト経営術」という本を読み、少し頭を整理しました。
第1章の定量分析の方法から、賃貸コンシェルジュハウスのWebサイトに適応を考えました。
また、グーグルアナリティクスというものを使えば、簡単に以下のような情報が手に入るらしいですね。
以下の項目で定量管理してもらうように、社長にお願いしました。(以下、社長へのメールの抜粋)
まぁ、社長はプロなんでいろいろ考えてくれてるので、蛇足かもしれませんが。。。

---
以下を定量的に測定したいです。以下私が考えるモニター項目(1週、月ごとの表で管理したい)の案を示します。
・訪問数:今後これは、集客施策ごとにモニターし てくとは思いますが、当面はざっくりでも構わないと思います。
・直帰率:1ページ目で先に進まなかった率。これを見ることで、ランディングのページのデザインやアピール力を見たい
・会員登録数/会員登録率:訪問数×(1-直帰率)×会員登録率=会員登録数
・コンタクト数/コンタクト率:会員登録数×コンタクト率=コンシェルジュへのコンタクト顧客数。
・成約数/成約率:コンタクト顧客数×成約率=成約数
 
絶対数だけでなく、率を管理することにより、どこでどれだけ改善するのか各自が目標も施策も立てやすくなると思います。
これも「表彰」の項目にしてはいかがでしょうか?
訪問数の獲得:マーケティング部門(鈴木さん?)。
直帰率(少ない方がいい)、会員登録率、コンタクト率:杉山さん
成約率:中山さん
 
対応の可能性および、意見よろしくお願いします。
 
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中旬のリニューアルⅡ以降はこのデータで見て、しっかり経営したいです。
 
 

あるベンチャー企業のパートナー募集に参加

地域活性化と中小企業のネットマーケをやる会社の事業パートナー募集セミナーがあったので、志は一緒だし、毎日行くスポーツクラブの近所だったので参加してみた。

なんと参加者は一人でした。中小の企業・個店をパートナーが発掘して・営業し、ビデオを撮り、それをその企業のサイトでビデオを流すというもの。
各店舗から30万から50万を撮影費用として、1~3万円毎月徴収するというモデル。
特徴を聞いたところ、SEO対策で、地域を細かく設定しているので、SEOコストが効果的だということでした。(これもどこでもやっていることだと思いますが)

私が会長をしている会社エーキュー株式会社であれば、ビデオ撮りは社内リソースでやる場合はただでやり、全体的なウェブを作ってあげて、月1.5万円でやるので、値段の高さには驚いた。

ただ、顧客の企業を見るとシルバーの方がほとんどでした。シルバーの方のネットの知識のなさの隙間をついたビジネスのようです。

40代以上のネット感度の低い人(私も含めて)が、ネットを安く効果的にビジネスに活用できるプラットフォームが望まれているように思います。
今、スーパーのダイエーさまと「あなたの街のコンシェルジュ」というサービスに参画させていただいていますが、進化させていかなくちゃなかなか大きな動きにならないなと思います。

やりたいことが多すぎて、なかなか絞り切れない。。。

2013年5月8日水曜日

賃貸コンシェルジュハウス リニューアル後、2か月目に突入

賃貸コンシェルジュハウスはリニューアルが2か月目に突入して、初週の報告を社長から受けた。
少し、会員数の増加速度は上がってきているが、順調とはいえない。

やはり
・サイトが複雑で(盛り込みたいことがいっぱい盛り込まれていて)ユーザーが何のサイトかわからない
・会員登録やコンタクトするのに入力情報が多すぎる

後者については前回のミーティングで社長に指摘し、5月中旬には直してもらえるようだ。

前者については、次のようにしてみてはどうかと思う。

トップ画面
・表題に「好きな営業マンを見つけ、一緒にお部屋を選ぶ「賃貸コンシェルジュハウス」」というメッセージをトップに持ってくる。+成約時には生活応援金(1万円+α)がもらえることを明記
・次に、多くの営業マンから自分の好きな営業マンを見つけ相談し、一緒にお部屋を探すイメージのスクリーンを流す。
・コンシェルジュを置き、顔の数を増やす(今は左だけだが、物件は下に置く)
以下は本論とは別で単に情報提供だとわかるようにするために小さくコンパクトにする。
・物件情報を下に置き、面白物件と同列でコンシェルジュが最近アップした物件という形にする。
・地域特集ももっとあっさりとする。

私はテクノロジーに弱いので遠慮してきたが、私も一緒になって成果物にコミットする体制にしようと思います。

2013年5月7日火曜日

Gゼロの世界-アメリカの北朝鮮への態度

北朝鮮が核×弾道ミサイルの能力はないと様々な人を通してアメリカが発表している。確かに、アメリカまで飛ばすことのできるミサイルは北朝鮮はないのだろう。

イアン・ブレマーのGゼロ後の世界を読んでいるとこの発表の意味が分かる。アメリカはもはや世界の警察になる気持ちはなく、アメリカ国内をしっかり守ることに専念しているようだ。各自が自分のことをしっかり守る時代になったということだ。

日本もしっかりと自らを守らないと大変なことになる。ただ、武力などのマッチョな守り方だけでなく、日本らしくソフトな部分との組み合わせの守り方をしなくてはいけないのだろう。

ただ、いよいよ、エネルギー価格、食品価格(多大なエネルギーを使う、農薬に石油を大量に使う)の高騰のリスクが高まるのだろう。

2013年5月6日月曜日

国民栄誉賞と憲法改正

昨日は長嶋さんと松井の国民栄誉賞の授与式で大盛り上がりだった。二人のファンや周りの人を思う言葉に感動して、泣けてきた。とても厳かな雰囲気だった。
一方、安倍さんは演説的な口調で少し残念だった。ただ、「文句のない国民栄誉賞」と演出はさすが自民党という感じだった。

話は変わるが、日本はドイツとならび、もっとも世界に貢献した国の一位を争っている。世界から品格のある真面目に技術やおもてなしを提供する国として尊敬されている。おしとやかなイメージだ。

松井は野球道を真面目に追求し極める。いつも謙虚だった。これが世界が尊敬する日本人の生き様だと思う。確かに、安倍政権になり日本は活気を取り戻しつつある。一方で、中国や韓国、北朝鮮が日本の動向に警戒心を持ち出した。

アメリカが世界保護を請け負う時代は終わり、各国が自らの生命財産を守ることに責任をとる必要がある。そのため、憲法改正は正解だと思う。しかし、96条の改正には大反対だ。日本人は私も含め調子にのってしまう傾向にある。憲法の改正が過半数で可能になるなんてあまりに、軽薄な憲法だと思う。しっかり、環境の変化を国民、議員に説明し堂々と三分の二をとってほしい。

人はトラウマがあると反作用で調子にのりやすい。安倍首相は前回の失敗がトラウマになっている気がする。今の安倍さんはとても立派です。そういうときこそ謙虚に自分らしく美しい国を築いてほしい。松井さんのように。

2013年5月4日土曜日

イスラエルのシリア攻撃?

今日、未確認情報ですが、イスラエルのシリア空爆のニュースが出ていた。
エネルギー問題や領土問題もあいまって、世界中の地政学が大きく変わろうとしているように感じます。

植草さんの話だと、そろそろ、アメリカの軍産複合体企業も戦争を必要としている時期だという。また、周期的にも2013年という年は争いの多い年だという。

安倍総理が憲法改正を急いでいるのも、このような世界の地政学のインバランスや米国の軍産複合体から要求が背景にあるのでしょう。危険性の増す世界でどう生き抜いていくかを真剣に考える時代が来たのでしょう。

近いうちに、中東の紛争がクローズアップされるのではと感じます。すると原油などのコモディティ価格が上昇し、アメリカの金利が引き上げられ、円安ドル高になり、バブルが加速する。一方、食料などのコモディティ価格上昇×円安で庶民の生活がますます苦しくなる(一時的だと思いたいですが)ように思います。



2013年5月2日木曜日

社長ミーティング

今日は社長の鈴木さんとのミーティングを日本橋のオフィスで行いました。合計2時間半くらいになり、夕方からスポーツクラブに行く予定がいけなくなってしまってしまいましたが、有意義なミーティングでした。

不動産会社のアルファさんのご厚意で、素晴らしい環境のオフィスを超格安でお貸しいただき感謝します。

ミーティングでは、、
まず、現状の課題の共有を行いました。
アクセス数は順調に増加しており、さすがに弊社でクライアントのウェブマーケティングを指南しているだけあり、マーケティング投資が有効に機能しています。
1つめの課題:一方、アクセス数に対し、会員登録の割合が非常に低くなっています。会員登録から営業コンシェルジュへのアクセスの簡素化のイメージのすり合わせを行いました。クリエーターの杉中さんががんばって作ってくれています。
2つめの課題:コンシェルジュの写真・プロフィールの質の問題。写真の取り直しとコンシェルジュの必要なスキルをユーザー視点で再定義(スキルの再定義)してそのポイントをプロフィールに記述することを徹底することに決めました。
3つめの課題:女性コンシェルジュの数の少なさ。女性コンシェルジュの増加に関しては、女性の多い不動産会社をダイエットに成功し(さらに)きれいになった渉外担当のきょんちゃんが回って獲得に活躍してくれています。また、女性がジョインしやすくするために、ニックネームを用いたり、本サイト(賃貸コンシェルジュハウス)の個人FBを作成し、個人情報が漏れないオプションを用意するなどを行うことを決めました。
4つめは、管理部門を担当してくれている東本さんがしっかりと経営管理・分析をやってくれています。これをほぼ毎日モニターすることにより、広告投資の最適化することと、サイトが使いにくい場合のヘルプデスクを電話で受けることができるように、HPに電話番号を記述することにしました。
それにより、ユーザーのニーズを吸収することを目標としています。これも東本さんが主に対応していただくことになります。

これらの対応を5月中旬までに行い、5月中旬に再度リニューアルし、ユーザービリティを上げていきます。

将来的にはまず、年間1万件の成約をめざし、日本のトップ10に入り、自前のコンシェルジュを持つことや地方展開、海外展開により大きく利益ある成長を目指す。世界でNo1の賃貸仲介数のプラットフォームを作りたいと思います。もはや物件の情報量では勝負できない時代、人に付随する特別な物件情報、提案力、実際に物件を見に行っていることなどコンシェルジュの質で勝負する時代に変えていきたいと思います。



2013年5月1日水曜日

リニューアル後の初月の経営状況

オーナーをしている会社のエーキューという会社は主にウェブ構築事業と賃貸コンシェルジュハウスというサイトをやっています。Web構築事業は低価格で丁寧な仕事をやっているということで、順調にいっていますが、主力事業(にしたい)賃貸コンシェルジュハウスについては苦戦中です。
私も経営コンサルティングを行っているときには大企業およびB2B系のネットベンチャーが多かったため、今回のようなネットのB2C系のプラットフォーム事業について学ぶことがいっぱいです。

今まで、まだ退社1か月ということもあり、あまり、この企業の経営に入ってこなかったのですが、そろそろ真剣に入ろうかと思っています。

昨日社長から初月度の経営状況の報告(予測)がありました。芳しくない結果ですが、どんどん進化していけばいいかと思っています。

KPIとして、アクセス数、会員数、コンシェルジュへのコンタクトした人数、成約数で見るように決めましたが、すべてにおいて、大幅に下回っています。
アクセス数については集客について資金もかかることなので、費用対効果を見て最適化しなくてはいけませんが、アクセスしてからのあとはサイトの作りに問題があると思っています。

1)コンシェルジュの魅力をしっかり伝える:いい人が集まってきてくれているが、写真がまずい。プロふぇっしょある写真をしっかりとること。次に、我々がしっかりとコンシェルジュの魅力を理解し、プロフィールを作り上げることだと思います。コンシェルジュは不動産のプロであっても、マーケのプロではないですから
2)会員登録・コンシェルジュへのコンタクト負荷の軽減:今のサイトは会員登録やコンシェルジュへのコンタクトの前の入力負荷が大きい。このサイトの魅力はまず、気軽に気に入ったコンシェルジュへコンタクトをとってもらうことがスタートですから、入力項目は極力削減し、すぐにコンシェルジュにコンタクトがとれるようにすべきです。
3)女性コンシェルジュを増やす:現在、男性コンシェルジュが大半を占めています。サイトの構成が女性コンシェルジュをメインにしていながらn実際は男性ということで、視聴者からすると違和感を感じる。そのため、女性コンシェルジュ数をKPIにいれて、経営をしていきたい。
4)ソーシャルにする:現在、インプット(おすすめ物件、街の情報などの)は主に弊社メンバーが行っています。これを各コンシェルジュが行い彼らが記述する形にする。FBとかも一応使っているが、まだまだ進化途中です。これは徐々に進化していくしかないとは思いますが。。。
5)提携:我々は住環境を変えていきたいと思っています。特に、不動産屋との関係はワンタイムであることが、課題だと思っています。そのため、様々な住環境を行っている企業と提携して、彼らのビジネスをよりリッチにし、我々は集客およびCRMを行うようなポジショニングを考えたいなと思っています。ぴったりの企業が見つかりました。近いうちにコネを探してはなしに行きたいと思います。

ということで、まだまだこれからのサービスですが、進化していきますので暖かくみていただければと思います。

2013年4月25日木曜日

最近の若者はすごい

今日、私の尊敬する経営者の方とその息子さんとお茶をさせていただく機会がありました。
息子さんは27歳で、ベンチャー企業を立ち上げられています。
さすがに上智大学とSFCの優秀な人が共同で立ち上げただけあり、立派な経営をしていました。
みんなで寝食を共にし、会社の様子は大学の研究室のようでした。
1年目から黒字をだし、家にはお金があっても、しっかりと銀行からの借り入れをし、大手商社などの企業と提携もし、すごいなぁと思いました。
とても刺激を受けました。

2013年4月18日木曜日

カオネットグループの創立理由

安倍政権への期待が当たり前になり、TPPへの参加決定やいわゆるアベノミクスにより起こりうる弊害が週刊誌等で騒がれるようになった。

日本がグローバルの中で意味のある存在として生き残るためには必要な策は明確であり、企業、個々人にとっても世界と競争することで世界レベルになる努力ができる。
一方、グローバル市場をオープンにすれば、貧富の差による二極化が起こる。これはまずいことになる。一般的に経済学では富裕層はより豊かになっても消費が増えないからだという。
しかし、もっとひどいことは、市場原理に任せると下が育たないことだ。スーパーエリートだけがスーパーリッチになり、あとは放っておかれる。
だから、車の両輪のようにグローバルとローカルのどちらも機能しなくてはいけない。

テレビを見ているとお笑いタレント、AKB・ももクロなどが席巻していることを見ること。
成功者がこれからの成功者・売れない芸人の面倒を見るという世代間コミュニティ、観客が身近なところを応援する仕組み。普通の人が十分豊かな生活をする応援の仕組みがある。
ビジネスの社会でも欧米ではバーチャルギルトといって、様々なプロフェッショナルが相互依存の仕組みを創り出している。

これらから考えるとビジネスにおいても、幸せにおいても、3つのことが大切なことではないか?

・利他主義
地球規模だと自分はどう貢献したらいいかわからないが、地域やプロフェッショナルコミュニティおいて貢献する。貢献が明確であるとサステナブルであり大きな利益も上げやすい
・成長したい人、苦しんでいる人の面倒を見る
市場主義において、見捨てがち。しかし、世代間、シニアから若い層、若い層からシニアへの相互依存。富裕層とエマージング層の相互依存。
・多様な人が交わる
国籍、性別(男女、ゲイ、レズビアン等)、多様な専門性が交わることで創造的な社会になる。はじめから世界を見て起業することが大事だと思う。ソーシャルメディアがそれを容易にする

特に活発化している様々なコミュニティ活動はこれらを加速する。これからは人と人とのつながりを大切にして、普通の人が生きがいを感じ、豊かに感じることができる社会を作っていかないといけない。

私はKaonetグループにおいてこのような会社を作りたいと思っています。

2013年4月16日火曜日

4月16日

今日は金が暴落したようで、商品先物会社から朝いちばん電話がかかってきました。
さらに大幅な下落で追加で振り込みました。商品はなかなか怖いですね。敗因は定めた原則(短期RSI30)に従わず、調子にのったことです。調子に乗るとよくないですね。

昼は一ツ橋ビジネスレビューの共著をした大学院の教授の先生にランチをごちそうしていただきました。前に私も東大のEMPで講義を担当していて感じていたのですが、やはり、教材を作るのがとても大変そうでした。生徒からの評価が教授間でシェアされるようできつい仕組みですね。

私は前の会社で日本語をあまり話せない外国人の採用を始めたのですが、一ツ橋の大学院は多くの外国人がいて、日本で働きたい人が多いようです。前職の会社が最近一人採用してくれたようですが、継続的に外国人採用をしてくれるよう願っています

第一弾の事業賃貸コンシェルジュハウスはリニューアル後大分評判がよくなったようです。
今週木曜日に社長から報告を受けます。

第2弾のアイデアと投資のクラウドサービスの事業企画ですが、今日2時間ほど時間がとれて、カフェでお茶をしながら、企画が大分まとまりました。関係者の方、相談に行きますのでよろしくお願いします。

これから2時間くらいジムに行き、夜はセミナーに参加して勉強してきます。


2013年4月14日日曜日

4月14日

PCが故障し、大分間が空いてしまいました。

4月1日に第一弾の賃貸コンシェルジュハウス(https://cc-house.jp/)がようやくリニューアルオープンしました。まだ、社長からこれまでの成果の進捗は受けていませんが、まずは土台が整ったかなと思います。これから、ユーザーの方が使いやすいように進化させていきます。

第二弾のアイデアを考えています。だいたい、6か月に1度程度新たな会社を立ち上げたいなと思っています。アイデアと投資と起業家(案件)の出会いの場を作ろうと思っています。

私も投資家としてプライベートファンドを作成しましたが、
・インタビューで起業家の人を見極めるのは難しい。そのため、投資の成功確率が低いと思います。第一弾の賃貸コンシェルジュハウスも知り合って間もない社長に投資しましたが、結局失敗でした。大きな回り道をして、新しい経営体制、新しい資本構成でスタートすることになりました。

起業家の方としては
・経営のプロがおらず、甘い経営をしていて、事業アイデアは良くても経営が続かない
・戦略的に資本構成を使っておらず、利益が上がっても投資家が多くを占有する

そこで、起業家(案件)と経営のプロと投資家の出会いを作り、起業家、投資家双方の成功確率を上げる。また、起業家が搾取されない構造を作る。経営のプロには活躍の場を提供し、時間による報酬ではなく、事業の成功に貢献したら分け前がもらえる構造を作りたいと思っています。

次回から具体的なイメージを描きたいと思っています。
もし、興味のある方がいたら、コメントください。

2013年3月16日土曜日

はじめまして

私は西村裕二といいます。遅まきながらブログを始めたのでよろしくお願いします。

私は東京の大学を卒業後、化学会社に勤め、1990年にアクセンチュア(旧アーサーアンダーセン)というコンサルティング会社に入社しました。2013年3月末で23年間勤めてきた会社を退職し、脱サラ起業します。最後の6年は経営コンサルティングのリードをやらせていただいていました。

とても暖かく皆さんに送り出していただき、いいチームに恵まれて幸せだったなと思います。
私の今の会社での最後の寄稿となる一ツ橋ビジネスレビューの春号も無事に出版されました。

退職の理由をよく聞かれますが、
私は今年50歳になりますが、次の25年を社会的な意義のあることを100%集中したいと思っているというのが一番の要因です。

起業も大変ですね。
昨年の夏にある賃貸不動産のネットベンチャー企業に投資をし、1月に増資をしたため、大株主になりました。ところが、前任の社長が経費の使い込みや隠れ借金などが年始に判明、事業業績も虚偽であることが判明しました。M&Aの専門家としてやってきたのに、自分のデューデリの甘さにがっかりしました。

気を取り直して、正月に次の体制、ビジネスモデルの見直しをやり、大きな可能性も見えてきました。実力のある若手の社長を選任でき、私と同年で同じ関西出身の中堅の不動産会社の会長を取締役に迎えることができました。人格も素晴らしく、堅実な経営哲学をお持ちの方です。
4月1日からリニューアルオープンします。

現在、いくつかの新たな事業オプションを考えていて、一緒にやってくれる仲間を探しています。現在は5人という小所帯から初めていますが、仲間とともに多くの人と一緒にできればいいなと思っています。最近、多様な方々とお会いする機会が増え、とても刺激をうけています。

これから、今後の展開を紹介していきたいと思います。