2016年12月14日水曜日

プロフュージョンではクライアント企業様の「Exponential企業への挑戦」を支援します

プロフュージョンの西村です。

弊社の活動テーマを「Exponential Growth(指数関数的成長) through Best People & Innovation」にすることを決めました。

自然界では、その種が順調なときはねずみ算で知られる指数関数で成長します。ただ、ある特定の数(閾値)に達すると食糧不足になったり、外敵から狙われたりで成長が阻害され、衰退が始まります。 これがいわゆる「成長曲線」です。
実際、企業でも立上げ当初は倍々ゲーム(100%成長)で成長しますが、徐々に30%、10%成長そしてマイナス成長へと変化していきます。同じ事業を同じやり方でやっていては必ずこのような最終的に縮小していく曲線になる運命にあります。

それを避けるためには、同じ事業であれば、市場を変えたり、ビジネスモデルを変えたりする。または、新しい事業をどんどん立ち上げる必要があります。すでにグローバルに展開する日本企業にとって魅力的な市場の多くはすでに進出しているため市場を変えることで指数関数的成長の達成はむずかしくなります。そうするとビジネスモデルを変えるか新規事業をどんどん立ち上げていくかしかありません。

新たなビジネスモデルや新規事業は急には大きくなりませんから、大企業にとってインパクトのあるサイズにまで成長するには時間がかかります。そのため既存事業が元気な(指数関数的成長を遂げている)間に新しいことにチャレンジすることが重要になります。

今後、弊社としてはお客様に外部から適切なタレントやイノベーションを持ち込むことにより少しでもお役にたてればと考えています。また、テーマとしてはビジネスモデル、新規事業立上げ、M&Aなどを戦略、オペレーション、組織・人、テクノロジーの面から研究していきたいと考えています。

今後ともよろしくお願いいたします。

2016年10月31日月曜日

魚を与えるより釣り道具を与える

最近、友人のお子様のキャリア相談を受ける機会が増えてきました。

友人の息子さんは高学歴でUSでの教育、仕事経験があるひとです。 現在、外資系コンサル企業に転職しました。 息子さんから長時間労働の相談を受けていましたが、数か月たち、お父さんの方からそこのコンサル企業の人を紹介して欲しい、相談したいということでした。

これだな とおもいました。

彼は超エリートですが、両親が立派なため、現実の困難・コンフリクトをご両親や周りの人が解決してきたのだろうということです。私は多くのことは教育により学べると思いますが、コンフリクトや困難のマネジメントは自ら経験し解決していくことのみが向上の秘訣だと思います。

彼にとって重要なのは解決してあげるのでなく、解決することを経験させることがより重要だと思いました。解決してあげるのは彼のキャリアにとってネガティブに働くのではと思いました。

コンサルいらずの自立型変革企業

コンサルをしていてもったいないなと思うのが、コンサルにほとんど丸投げする会社が多いことです。 多くの企業が初めはプロジェクトに社内人材を投入するつもりではありますが、実際は現業があるため、ほとんどコンサルに丸投げという状況になってしまっています。

私が20年以上お付き合いしている会社は、経営企画本部自体が基本はプロジェクト実施組織になり、様々な部門や事業のコンサルを少量のコンサルを活用しながら、基本自らが変革を行う体制を構築しています。

私が驚いたのは数千億円の欧州企業を買収した時、CSOとしてアサインしたのが、経営企画部門のマネジャーでした。その彼が見事にCSOとしての役割を実践し、ポストMAを成功させました。

それさかのぼること15年前、私はそのクライアントと初めてプロジェクトを行ったのですが、初めから我々のスタッフは最低限パートナー、マネジャー、スタッフ2名で色々なプロジェクトを行いましたが、その他多くはクライアントサイドの方でした。パートタイムの仕事に慣れるまではフルタイムでのアサインをしていました。

彼らが今や経営幹部になり、コンサルティング会社より厳しく教育し、巨大な精鋭集団ができあがっています。

こんな感じで、コンサルを使えば、いい品質の変革が、低コストでしかも強い社員のオーナーシップを基に進めることができます。

そういう使い方をしていただけるよう、がんばっていきたいと思います。

2016年10月8日土曜日

ブロックチェイン

私は怪しいものには近づかないと決めているので、仮想通貨に関して全く関わらなかったのですが、私のお世話になっている方の関係で少し調べてみました。

仮想通貨そのものの資産価値としてはまだ「騙されないぞ!」って感じですが、ダイレクトにトランザクションができることで、けた違い(2桁~場合によっては5桁くらい)コストダウンできることは破壊的なインパクトがありますね。 法人が銀行経由でお金を振り込むときの手数料は本当に高いなと実感しております。

また、様々な企業が独自通貨を発行しやすくなることもとても大きなメリットだと思います。ポイントだといまいちですので。多くの企業が多様な経済圏の貨幣を発行し、地域経済の活性化、個人としても色々なメリットが提供されると思うのでお金が有効に使えるように思います。

仮想通貨の資産の保存機能としての役割にはいまだに懐疑的です。私は少し、政府発行の通貨にリスクを感じ、少しゴールドを保有しましたが、数千年価値が持続しているのである程度堅いと思っていますが、こんなもの何かが変わればすぐに価値が棄損しそうだなという気持ちもぬぐいされません。

仮想通貨ですが、現在銀行が人を雇いコストを払ってトランザクションの正当性を保証している価値が分散型でなされ、かれらの労働の対価に対して仮想通貨の量が増えるというのであれは、仮想通貨って実は労働対価が価値に結びつく最も合理的な気もしてきました。

騙されないぞ!という気持ちがまだ残りながら、すごい可能性と合理性も感じてきました。
これから研究してみる気持ちにはなりました。

2016年9月8日木曜日

醜形恐怖症

年齢の話の第二弾

中年男性の整形が流行っているようですね。

私は昔、様々な分野の病院の先生(皮膚科、脳外科、精神科等々)とメーキャップアーティストが一体となり、醜形恐怖症の人たちを直していくというサービスを立ち上げたことがあります。

自分で欠点を発見し、だから自分は醜いし嫌われているんだというような病気です。

例えば、一人の50歳の男性が来て、「私は頭が大きいため結婚できない。だから頭を小さくしてほしい」という相談だ。 そこには著名な脳外科の先生も参加いただき、頭を小さくすることは可能なようだ。  しかし、客観的に見て結婚できないのはそういうコンプレックスを持ち、暗くなっていることが原因であり、頭の大きさに関係がないのは他人からみると自明なのに。。。

また、そこまで深刻でなくても、自分は「くさい」と思い込むもの。人がたまたま自分を避けたのを見て自分が臭いからだと思ってしまい、自分はくさいからみんな自分をさけるんだという思考回路になってしまう。そういう人はものすごく清潔にして、いい匂いがするのだが、自分は臭いと思い続けている。

美容整形の番組に男の人がでてたのですが、醜形恐怖症の人と美容整形のお客さんってほぼ同じなのかなと感じました。
美容整形でなく、自らの誤解を解くことが本当の解決法なのに、気の毒になってしまいました。

年齢の話

今日、前の会社の年下のメンバーと久々に飲みにいって注意をされた。
私が自分の年齢に関する発言をしすぎだと。

私自身の認識として年齢を気にしていないと思っていたので、潜在意識で意識しているんだなと思いました。
スリランカ初期仏教長老のスマナサーラさんの著作「老病死にかつブッダの智慧(心と健康の因果法則)」を読み直さなくっちゃ。

年齢の発言をやめ、未来を見てがんばりたいなと心と体を改めるいい機会をもらいました。

2016年9月7日水曜日

よそいきの自分と本当の自分

若いコンサルタントの方と仕事をする機会が増えてきました。
少しもったいないなって思うことをお話します。

インフォーマルに話しているときにはとても面白いのに、ドキュメントになるといきなりつまらなくなる。ドキュメントを書くときには急にフレームワークとかが気になってガチガチになってしまっている感じかと思います。 あたかも、手足が同時でぎこちなくあるくように。。。コンサルをやっていると若いうちに結構細かいことで怒られるのでそうなっちゃうんです。

でも、これって成長を遅くします。

もっと自分の感性をストレートに表現すればもっと魅力的なアウトプットになるし、作業も効率化されます。

「よそいき」の自分と「本当の」自分が一致させる感覚も重要だなと思います。本当の自分をさらけ出し、いろいろと問題が起こって、本来を自分を修正し・進化させるような感覚です。

そうすれば、コンサルタントって更に面白く、苦しくない(「楽な」といいたいけどいえない)仕事になるように思います。

2016年9月3日土曜日

People Matterは奥が深い

我々にとって最初の完全成功報酬コンサルプロジェクトの報告会を昨日行いました。先方は間接費用(人件費除く)コスト削減という狭い領域にも関わらず、社長以外のトップ3人に参画いただきました。とても期待の大きさを感じます。

「コスト削減=定型的プロジェクト」と考え10年あまり、コスト削減の専門コンサルの方に基本的な業務を委託していたのですが、詳細レベルでクライアントとの齟齬があることを認識できました。
委託先に確認したところ、今までのコスト削減は業者との交渉を基本としてやってきたので、今回クライアントに提示したような広範なコスト削減施策はやったことがないということでした。

私は事前に委託先とは議論を重ねていたのにそのあたりを把握できなかったことに反省しています。私の知り合いからご紹介いただき私が独断で委託先を決めて、弊社の人材サービス責任者に面談の依頼や相談をしなかったからなのかと思います。

ただし、リスクヘッジとして、何かあるかもしれないという予感もあったので、対クライアント、対業務委託先との契約を1ヶ月のDDフェーズのみとしていたので、今後の進め方をクライアントと議論し、大幅な軌道修正を提案する予定です。

今後はプロジェクトの立て直しを行うべく、私を含む弊社メンバーが主体的にプロジェクトを進めようかと考えています。 やはり、自分のことは自分が責任を持ってやり遂げることが重要で、外部「専門家」に依存過多になってはいけないですね。専門家には本当に必要な専門性とか労力とかを明確に定義してお願いするべきですね。

今回は業務委託先に問題があるわけでなく(彼らはとても一生懸命やってくれました)、委託先を活用させていただくノウハウがまだ弊社(私)が不十分だったということだと思います。弊社のオンデマンド人材プラットフォームビジネスにもこの反省を活かしていきたいと思っています。

本当に「People Matter」は奥が深いですね。

2016年8月27日土曜日

そろそろ来年の準備

そろそろ楽しい夏が終わり、早いもので今年も残り4か月になろうとしています。そろそろ来期の計画の時期が来ました。 来期の計画を立てるために、残り1/3をどうするかをシェアします。

弊社PROfusionでは必要なプロフェッショナルを必要な時にスピーディーに獲得できる「オンデマンド型の人材プラットフォーム」を目指しています。
そのため、「経営コンサル」や「人材派遣」で需要を創り、「研修事業」でプロフェッショナルのレベルアップするという3つのサービスをやっています。

今期はそれぞれの事業で、少数のコアとなる顧客に対し、3つの事業を行い製品・サービスのレベルアップを行ってきました。クライアントやプロフェッショナルの方にできるだけ満足いただけるようにと一つ一つ自分たちのの大切な作品作りと思い、丁寧に弊社メンバー・提携企業さんに仕事をしていただきました。 お客様にもある程度満足いただいているようで殆どのお客様で継続的に使っていただいています。
その結果、まだまだ、売上は小さいですが、少人数の会社で固定費があまりかからないため、今期(弊社の会計年度は1月-12月)は利益がでる見込みが経ちました。

残りの4か月では、現在お世話になっているクライアントワークを彼らの期待以上の仕事をすることとしっかり来年に向けた投資を行いたいと思っています。

投資領域は4つです。
①人材マッチングシステムの構築 現在は特定のクライアントにコンサルタント仲間のインフォーマルなネットワークや提携させていただいている人材派遣会社や中小のコンサルの方にご協力を行いながら行ってきましたが、ネットで我々と一緒に働いいただけるプロフェッショナルの方をダイレクトに募集しようと思います。そうすれば更に、スピーディーに安い価格でクライアントに優秀な人材が供給できます。

②完全成功報酬型コンサルへの案件を増やす 現在行っているこのタイプの案件は報酬をいただけるのが、来年後半になり、2年程度収入が続くことになります。 キャッシュフロー的には直近は厳しいですが、効果さえ出せれば中期的なかなりの安定キャッシュフローが確保できることになります。

③仕事が増えてきたので、若手コンサルの採用。 若手で経営コンサルになりたい人(例えば、第2新卒のような)、コンサルや企業の企画をやり、専業としたい人を採用したいと思っています。担当役員の長谷川が研修のプロなので優しく教えてくれると思います。

④お世話になった方へのパーティー招待。 年末にはお世話になった方々を招きパーティーを行いたいと思っています。どこまで盛大にやれるかはこれからのがんばりにかかっています。

もし、弊社にプロフェッショナルとして働きたい、プロフェッショナル人材を募集している、弊社で働きたいなど、少しでもご興味のある方が近くにいらっしゃれば、教えていただけると幸いです。

2016年8月20日土曜日

「コンサル報酬ゼロ円」から始めることのできる経営コンサルサービスを始めました

ずいぶんご無沙汰しています。

コンサルタントの報酬って未だにプロジェクトの成否のリスクをクライアントにすべて負っていただく労働時間に対して報酬をいただく「Time & Material」型が主流を占めています。

弊社としては、新たな試みとして、変革に必要な我々への支払い費用を完全にゼロにして、成功した効果の一定割合をいただくという「完全成功報酬」のコンサルティングサービスを始めました。

従来の成功報酬はコストだけクライアントに支払っていただき、利益部分だけを成功報酬にする「部分成功報酬」でしたので、更に一歩踏み出した感じです。

前々からやりたいと思っていたのですが、完全成功報酬だとクライアントが(ただのので)真面目に向き合ってくれないのではないかという不安があり踏み切れなかったのですが、実際始めてみると、報酬体系に関わらず、真剣に取り組んでいただけています。

完全成功報酬は効果が測定しやすい「販管費削減プロジェクト」をまず対象にしています。 この歳になって、コスト削減のプロジェクトを行うとはあまり想像していなかったのですが、やってみるととても面白いです。
テクノロジー変化でワークスタイルを大きく変革できるチャンスがあるのに、中々多くの企業では対応して変化しきれていません。 
また、販管費のお金の使い方を見れば、企業の現状の多くが把握でき、今後の全社変革の絵も描きやすくなりますし、お金の使い方で企業カルチャーの問題も明らかになりとても副次的効果が多い課題だと実感しています。

もし、売上1000億以上の会社で経営が少し停滞しているが、お金や人の資源がないんだけど、変革意欲はあるという企業がいらっしゃればぜひご紹介ください。 当然、ご相談、プロジェクトの効果が出るまですべて無料です。

ご連絡は以下までお願いします。

株式会社PROfusion
西村裕二
 y.nishimura@profusion.jp
http://profusion.jp/