女優志望で学業にも一生懸命生きていた高校三年生の女子がストーカー被害に会い、事前に警察に相談していたにも関わらず、死亡してしまった。ご両親の気持ちを察すると筆舌に尽くしがたいほど痛ましい事件だ。
なのに、警察のコメントは「落ち度がなかったと思うが、落ち度がなかったか再度調査する」という回答だった。
また、原爆の汚染水が現場の作業員の方のケアレスミスで6人の方が高濃度の汚染水で被爆してしまった。東電の担当者のコメントは「現場に東電の人間はいなかった。現場の人が決められたオペレーションを守っていれば事故はなかったはずだ」と言っていた。
もう、こういう人は組織にはいらない。自己の正当化ばかり考えて、言い訳ばかりする人。他人のせいにする人。
だいたい、結果が最悪のものになっているのだから、自分に落ち度があるのは明白なはずだ。それを認め、改善案を考えるところに進化があるはずだ。
ただ、このようなことは社会あらゆるところで、多くみられる。 「言い訳」なんてして、なぜ、失敗を個人の成長、組織の成長に生かせないのか。 と言いながら、言い訳大好き人間は弱い人間が多く、このようにはなかなか変われないのもわかっているが。
東電のコメントを言った人、現場で一生懸命作業している方と言い訳をいっているエリート、かれらは自分が偉く、下請けの方を馬鹿にしているのであろうが、どちらが、社会に役にたっているか考えれば、どちらが偉いか明白だろう。
とかいう自分も意識しないとすぐ言い訳をしてしまう。不必要な大人にならないためにも、気を付けて日々をすごそうとあらためて思った。
なくなった女性高校生の方に心より冥福をお祈りいたします。
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