2013年12月29日日曜日

年をとると気を付けなくてはいけないこと

私は日本の優秀で実績も積まれ人脈もあるシニアな方にもっともっと有効に活躍していただきたいと思っています。私の存じ上げる超有名人のシニアな方は70を越えても分刻みで活躍されている方も何人もいらっしゃいますが、多くの方はそうではないようです。
若手の起業家にとって、わたしなどのような熟年起業家にとってもとても有効だと思います。

私は若手の起業家にご紹介させていただきますが、初めはとても喜んでもらえるのですが、そのうち関係が途絶えてしまいます。 聞いてみると、話が長く、過去の武勇伝のお話が多く、なかなか彼らのニーズを行っていただくのに達しないという理由が多いようです。

私もだんだん気を付けないといけないと思っているのですが、話は短く、さっと切り上げないといけないなと思っています。 若い人の貴重な時間を奪ってはいけないので。

2013年12月26日木曜日

思考の漏斗

昨日、コンサルタントを久々にした。
外部のコンサルの発表を聞き、意見をいいながら、クライアントと方針を決めていくような仕事だ。

そこのコンサルが「陥りがちな思考パターン」をしていたので、(わたしも油断するとやってしまう)参考になればと思い書いています。特に、ある程度シニアになると陥りがちな罠だ。

現状の理解を中途半端に行う、その現状や情報を基にすぐに結論の議論をしてしまう。
私は昔、発想法の本で読んだ「思考の漏斗」をイメージする。
漏斗は液体または粉体を口径の大きい容器から、口径の小さい穴または管を通して投入したり、液体を壁面を流下させたりする際に利用する円錐状の器具である。

大きな口径は現状を理解するため情報収集だ。目いっぱい情報を体に入れる/浴びる。 その後、熟成を待つ、小さな口径は「コンセプト」だ。熟成をを待つとクリスタライズという結晶化されてコンセプトが浮かんでくるというイメージだ。
その後、漏斗を逆にし、そのコンセプトから詳細に落としていく。そうすれば魂のこもった提案ができる。

素晴らしき同僚

資産運用の方の事業でご一緒させていただいている同僚について。
彼との組み合わせは最高だと思っています。彼はどう思っているか不安だが...

彼は大学の教授であり、株式投資、PE/VC、ヘッジファンドの経験があり、某有名私大の経営学部首席で卒業したとても優秀な人だ。
彼は勉強熱心で論文も多数こなし、この事業でもポートフォリオマネジメント、管理業務全般、営業までトータルでこなすとても効率的に仕事をしている。

その効率の差の秘密は何か今日わかったような気がした。言うまでもなく、彼と私の絶対的な能力差はあるのだろうが、それをさて置くと、私との行動パターンの違いがある。

彼は現状の環境を前提ととらえ、その中で最適化をしていく。そのため、周り、現実とあまりぶつかることなく、どんどん仕事が処理できる。

私はいつも現状の環境がいいのかと考えてしまい、環境やルールを変えたいと思う。そのため、一つ一つの仕事が重くなり、量がこなせない。周りや現実ともいつもぶつかっている。
この生き方は私が望んだ面もあるが、周辺に、本ばかり読み、教養は十分にあるが、政治や経済などにぼやいて、仕事がなかなかうまくいかない人もいる。私もその部類に近いなと先の同僚を見ていて思った。

もう一度、従うべき環境、変えるべき環境をしっかりメリハリをつけることを考えることが重要だなと感じた。

2013年12月24日火曜日

今日の経営者ミーティング-医療関連企業

最近、株式を引き受けさせていただいた医療関連の本社に行き、新社長にお会いした(3回目)。
久々に「やまびこ」にのりました。

この会社は元来高収益で有名で、私の2008年の著書にも掲載させていただいた会社で私がファンの会社の一つである。私の著書の中で、この会社以外は成長し株価も大きく上昇していたが、この会社だけが、見込み違いで、成長しなかった(といってもマイナスではなく、利益率もたかいままですが)

新社長はとても素晴らしい方だ。 明確な成長戦略をお持ちであり、これは日本の多くの技術企業に生きる戦略であると思う。 
一つはグローバル拡大だ。新興国に出るだけでも大変なのに、ダウンタウンからはるかに遠い、田舎に工場を建てる。どの企業もいかないようなところに立てる。採用ができるぎりぎりのところで。これは技術伝承が重要な当社にとって、就職口が近くにないというのは大きな要素だ。こういう発想はなかった。ただ、全く遊ぶところはなさそうだが。

2つめはテクノロジー企業である当社はハイエンドの製品・部品のみにこだわっていたが、ハイエンドにローエンドも加えトータル製品・トータルソリューションを提供する「顧客密着型トータルソリューション」企業への変革にトライしている。 これは研究開発者の価値観をハイエンドを行う「プライド」から「顧客価値」への転換を行う必要がある。この点において、私の知る多くの日本企業が失敗している。ただ、この社長は研究開発者の方々のマインドを確実に変え始めているように思う。

ミーティングのあと、素晴らしい和食の店に連れて行っていただいた。正直、こんな田舎にこれほど完璧な店があるのかと思いびっくりした。その店主への社長のこころ配りにも心が温かくなった。

勉強になり、楽しく、心が温まる出張だった。(弾丸出張でしたが)


2013年12月21日土曜日

コンシェルジュ事業を一緒に拡大してくれる方を募集!!!

フェースブックで人材を募集させていただいて、色々な方からご連絡をいただき、とても優秀な方に来ていただけたので、(調子にのって)もう一つの事業で募集をさせていただきたいです。今度はブログで。。。

インテリアや不動産に興味のある方は少しでもお時間があれば様々な形でご協力していただければと思っています。

私が賃貸コンシェルジュハウスやウエブ事業を行う事業を買収して、新体制を構築してから3四半期が経ちました。知り合いの方に成約していただいたり、貴重なアドバイスをいただいたりして、ゆっくりとは進化してきています。

この事業の将来性が見えてきました。
・コンシェルジュの「顔」がわかり、自分に合ったコンシェルジュと部屋探しすることの満足度は高い。通常、店舗に直接来店される方の成約率は10%程度だが、我々のサービスだと3割から5割の可能性で成約させる。
・ITサービス事業はまったく営業をしていないのに、口コミでお客様に発注いただき、順調に拡大している

しかし、一方、大きくビジネスを変えていかなくてはならない状況でもあります。
コンシェルジュ事業は知名度が低いという事情もあり、集客コストは大きなもので、なかなか、このままマーケティング投資を行っても、売上をかけても利益が増えない構造です。
これは多くのネット企業の抱える課題であり、これをネットだけで解決せず、ネット×リアル(O2O)でかつ口コミで解決していこうと考えています。

今後はコンシェルジュ事業、ITサービス事業、eコマース事業の3軸を全国16万店ある不動産会社を起点に展開していきたいと思っています。

まだ、不確定な部分もあり、あまり詳しくはお話できないのですが、
コンシェルジュ事業は現在は賃貸だけですが、これを売買、投資家・オーナー様へと展開していきます。「初期費用5万円」から独自で不動産業が始められるようなフランチャイズの仕組みを展開しようとも考えています。
ITサービスは不動産事業にフォーカスし、不動産会社を効率的で顧客接点力の優れたものにするようなクラウドサービスを展開します。
eコマース事業は家具などのインテリア、リフォームなどのサービスが業者価格で買えるような仕組みを構築していきたいと思っています。

そこで、現在は5人という少数で行っていますが、もっとオープンに様々な可能性を皆さんとやりたいと感じています。そこで、様々なアイデアを出していただけるアドバイザーやコンシェルジュになっていただいたり、経営内容に貢献していただける方に関しては株式をもっていただくなども考えています。

ご興味のある方は、Kaonet1963@Gmail.com
西村にご連絡いただければうれしいです。

賃貸コンシェルジュハウス
https://cc-house.jp/