安倍政権への期待が当たり前になり、TPPへの参加決定やいわゆるアベノミクスにより起こりうる弊害が週刊誌等で騒がれるようになった。
日本がグローバルの中で意味のある存在として生き残るためには必要な策は明確であり、企業、個々人にとっても世界と競争することで世界レベルになる努力ができる。
一方、グローバル市場をオープンにすれば、貧富の差による二極化が起こる。これはまずいことになる。一般的に経済学では富裕層はより豊かになっても消費が増えないからだという。
しかし、もっとひどいことは、市場原理に任せると下が育たないことだ。スーパーエリートだけがスーパーリッチになり、あとは放っておかれる。
だから、車の両輪のようにグローバルとローカルのどちらも機能しなくてはいけない。
テレビを見ているとお笑いタレント、AKB・ももクロなどが席巻していることを見ること。
成功者がこれからの成功者・売れない芸人の面倒を見るという世代間コミュニティ、観客が身近なところを応援する仕組み。普通の人が十分豊かな生活をする応援の仕組みがある。
ビジネスの社会でも欧米ではバーチャルギルトといって、様々なプロフェッショナルが相互依存の仕組みを創り出している。
これらから考えるとビジネスにおいても、幸せにおいても、3つのことが大切なことではないか?
・利他主義
地球規模だと自分はどう貢献したらいいかわからないが、地域やプロフェッショナルコミュニティおいて貢献する。貢献が明確であるとサステナブルであり大きな利益も上げやすい
・成長したい人、苦しんでいる人の面倒を見る
市場主義において、見捨てがち。しかし、世代間、シニアから若い層、若い層からシニアへの相互依存。富裕層とエマージング層の相互依存。
・多様な人が交わる
国籍、性別(男女、ゲイ、レズビアン等)、多様な専門性が交わることで創造的な社会になる。はじめから世界を見て起業することが大事だと思う。ソーシャルメディアがそれを容易にする
特に活発化している様々なコミュニティ活動はこれらを加速する。これからは人と人とのつながりを大切にして、普通の人が生きがいを感じ、豊かに感じることができる社会を作っていかないといけない。
私はKaonetグループにおいてこのような会社を作りたいと思っています。
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