通常、意思決定は情報収集、最適な意思決定の検討、意思通りに行動する。
コンサルティングでは情報収集がアナリストが行われる。情報収集は単に力技と思われがちだ。
私は情報収集こそ最も重要な作業だと思っている。
その理由は、実際には、見える世界はその人の「モノの見方」により決まるものだからだ。たとえば、大金持ちの人が同じ六本木をあるくのと、浮浪者の方が六本木を歩くのと見える景色がまったく異なるだろう。同じ「景色」をみているのに。ー景色は人の「フィルター」を通じてみているかだというのが正しい。
別の言い方をすれば、人は情報収集の時に評価が入っていたり、自分のフレームワークにマッピングしたりしていている。
私は、アナリストに「一応」情報を集めてもらい、サマリーを作ってもらっていたが、基本的に原本を読んだ。現場を見に行った。クライアントの意見を直接聞いた-現場の方も偉い方も、尊敬されている方も尊敬されていない方からも。 様々なフィルターを通じた情報・意見を浴びまくった。私はここに一番時間を使うのがいいと思う。
第二ステップの最適な意思決定だが、わたしはここは自分の中にいる「神様」に任せている。第1ステップで浴びた情報は論理的に整理するには複雑すぎる。そこで、運動したり、寝たりして思考が熟成し、ひらめくのを待つ。 ここで重要なのは、自分は期日までにいいアイデアに巡り合える自信を持つことだと思う。
第三ステップの決めたことを実行するディシプリンについては、面白い研究がある。決めたことを実行するのは短期的な欲求と長期の利益のトレードオフだ。たとえばダイエットで短期的な食欲と長期的な美容と健康のトレードオフだ。
スタンフォード大学でマシュマロ実験というのを行った。四歳児に「マシュマロを食べてもいいけど、先生が部屋に帰ってくるまで(約15分)まてたら、もう一つ食べることができるよ」という実験だ。マシュマロを食べなかったの子供は大学進学率も高く、社会的成功もしている。
しかし、彼らは我慢できた子も「意思が強い」わけでないようだ。欲求をそらす方法をしっていることのようだ。マシュマロを「雲」と思ったり。。。
ということで意思が強いという先天的だと思われていることがらさえも、工夫で何とかできるようだ。
私は、超ストイックなので、割とロボットのようにセルフコントロールができるタイプですが、これも考えようです。短期的な欲求が基本的にないので、人生が楽しめない。致命的な欠点かもしれない(笑)
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