我々にとって最初の完全成功報酬コンサルプロジェクトの報告会を昨日行いました。先方は間接費用(人件費除く)コスト削減という狭い領域にも関わらず、社長以外のトップ3人に参画いただきました。とても期待の大きさを感じます。
「コスト削減=定型的プロジェクト」と考え10年あまり、コスト削減の専門コンサルの方に基本的な業務を委託していたのですが、詳細レベルでクライアントとの齟齬があることを認識できました。
委託先に確認したところ、今までのコスト削減は業者との交渉を基本としてやってきたので、今回クライアントに提示したような広範なコスト削減施策はやったことがないということでした。
私は事前に委託先とは議論を重ねていたのにそのあたりを把握できなかったことに反省しています。私の知り合いからご紹介いただき私が独断で委託先を決めて、弊社の人材サービス責任者に面談の依頼や相談をしなかったからなのかと思います。
ただし、リスクヘッジとして、何かあるかもしれないという予感もあったので、対クライアント、対業務委託先との契約を1ヶ月のDDフェーズのみとしていたので、今後の進め方をクライアントと議論し、大幅な軌道修正を提案する予定です。
今後はプロジェクトの立て直しを行うべく、私を含む弊社メンバーが主体的にプロジェクトを進めようかと考えています。 やはり、自分のことは自分が責任を持ってやり遂げることが重要で、外部「専門家」に依存過多になってはいけないですね。専門家には本当に必要な専門性とか労力とかを明確に定義してお願いするべきですね。
今回は業務委託先に問題があるわけでなく(彼らはとても一生懸命やってくれました)、委託先を活用させていただくノウハウがまだ弊社(私)が不十分だったということだと思います。弊社のオンデマンド人材プラットフォームビジネスにもこの反省を活かしていきたいと思っています。
本当に「People Matter」は奥が深いですね。
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