6月末で投資ファンドの役職を辞したため、市場について、あまり心配せず、書けるようになりました。 やっと自由になりました。。。
昨年末までアメリカの株に重点を置いてきましたが、今年からかなり比率を落としています。
ここまで上がったら、天井だろうなと感覚的に思い、弱気になっていました。 マーケットが強気で、今まで上昇をしているので、私の判断が間違っているのかなとも思っています。
しかし、最近、若林栄四さんが新著を出しました。彼の論点を整理すると、
・USの貧富の格差は史上最高レベル。消費の多くがお金持ちに依存しているので、一度資産上昇が止まり、低下すれば、需要が落ち込みやすく、経済的に脆弱になるのはよく知られた事実です。
・レバレッジの増加。企業業績はあまり伸びておらず、自社株買いで一株当たり利益を上げている。しかも、企業の借り入れは増えている。レバレッジもリーマンショック以前の最高水準に戻った。家計の貯蓄率も低下している。
・しかも、政府はQEをする余裕がなくなってきている。
ということで、株式市場は一株利益からしてそれほど割高でなく、そういう意味でバブルではないが、もはやストレッチできるところまでしてしまっている。経済は資産価格への依存を高め、株式市場にとって脆弱性を高めています。
というのが、彼のマクロ的な状況理解です。
あと、彼のお得意の黄金比率によるチャート解析で、もう天井だといっています。
私は理系なんでフィボナッチ数列、黄金比率などにはどうも魅せられてしまいます。
ただ、彼は1年近く前から15000ドルが天井だといっているが、もう17000ドルなので、彼はもしかしたらオオカミ少年で彼の読みが当たっているかわかりませんが、彼のロジックと結論は私の感覚にぴったりと合っている。 どうなるかわかりませんが。。。
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