私は5年くらい前に線維筋痛症と診断され、全身が痛くて眠れない、椅子から立ち上がるときの恐怖-特に、講演とかで名前を呼ばれ壇上に行くときに、うまく立てるか不安でたまらなかった、横断歩道が青の間にわたり切れるか不安、体が曲がらず、タクシーに乗るときに頭が引っかかってのれない、というようなひどい状況になっていました。
前職のみんなに気づかれないようにしようと余計に緊張したりしていました。ただ、みんな優しいから気づかないふりをしてくれてただけで、先週、前職の懐かしいメンバーと会ったときに、元気になってよかったねと言ってくれました。ということは多くの人は気づいていた。
繊維筋痛症って、不治の病といわれていますが、そんなことはないなと思いました。自己免疫症状のアトピーなどのアレルギーと同じで、基本、血流が悪くなって起こる病気だと思います。筋肉に痛みからの緊張で更に、血液が回らず、筋肉が硬化し、痛くなるという悪循環を繰り返すのが原因のようです。
そこで、私は鍼に通って電気を流し、無理やり、電気的に全身の筋肉を動かすことで、日々悪化する状態から、悪い状態で維持できるようになりました。いわゆる「底を打った状況」です。これに1年程度かかりました。そこから、2年続けましたが、ほんの少し改善したのですが、基本それ以上はよくなりませんでした。
1年半前から半年前まで、すすめられたマッサージにいくようになりました。1回3時間程度の全身マッサージで、関節の可動域を広げてくれたおかげで、大分動くように、なりました。ただ、痛みは緩んだものの、すぐに悪化するような恐怖に常に不安を感じていました。
今年の4月から鍼もマッサージもやめて、毎日(日曜以外)スポーツクラブに行き、リハビリしようと思い今も続けています。軽い筋トレとジョギングをやっています。いつも無理をして体を痛めて長続きしないので、ゆっくりやるようにしました。 ジョギングも4月はなんと時速6キロからスターとしました。毎日続けるとやはり効果はあり、3か月たった時には時速10キロ程度で走れるようになりました。まだまだ、全盛期には程遠いですが、廊下で近いうちに歩けなくなると医者に言われた状況からは夢のようです。
心も明るくなってきました。 初めて社会人になった時のようなフレッシュな気分でやる気があふれてきました。 体って重要ですね。 私のような失敗を繰り返さないように、若い人には忙しくてもぜひ時間をとって運動してほしいな。
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