2015年2月28日土曜日

自己肯定感

人って自己肯定感がとても重要だという話をしたいと思います。

先日絵を買い、その絵が「少女が幸せの赤いバラを落としながら散歩している」姿を表現しているお話を書きました。それ以来、その絵を見ながら、「今日も自分の軌跡に幸せを振りまいていこう」と毎朝気合を入れて出社しています。なかなかうまくいきませんが。 何か人生がより豊かになった素晴らしい感覚で過ごせ、色々な意思決定がよりうまくできるようになっている気がします。

なぜ、私にとってこれを強調するかといいますと、小さい時に「自分は人間としての魅力はない(したがって、幸せを与えることができない)」。したがって、能力を磨いて「役に立つ人間」となることのみが自分が生きる道だと考えていたのです。 あと、「人に迷惑だけはかけるな」という教えを50歳まで守ろうと生きてきたわけです。

多分、そのことが、私が芸術的な趣味やグルメ的な趣味を深めてこなかった原因だと思っています。 自分には人を楽しませることなんてできないし、役に立つことが私のできることなので、役に立つことだけ勉強すればいいと思って生きてきたわけですから。

しかし、人に幸せを振りまいていこうと思うと人生観が全く変わります。
・老舗百貨店のすぐそばに住みながら、必要な買い物だけさっと済ませていたのが、幸せを振りまくプロである店員さんと話すことがとても勉強になります。
・知り合いが昇進するたびに、何のお祝いを送ろうか色々な人に話を聞きながら決めると、ワインや伝統品などの勉強をする。今までは品物のイメージと価格帯を秘書に伝えて丸投げしたいましたが。
・人と会うレストランも一生懸命選ぶようになりました。
・何か芸術がとても楽しくなるなど。。。

もっと早く気づいていたら人生もっと充実していたなと思います。

なぜ気づかなかったかは「自己肯定感」の不足だったと思います。 もし、私が小さい頃に自分が人間的に魅力があるという感覚が持てていたら、そのように生きていたのだろうなと思います。様々な魅力的な人を見ているとそういう自己肯定感があるように思います。

夜中にやっている塾講師の林さんの「すごい人」を紹介するテレビ番組でもすごい人はみんなが自己肯定感をもっているといつもいっています。

自らが新たな自己肯定感を持つとともに、会う人に自己肯定感を持ってもらえるように生きていきたいなと思っています。

そうすれば、川崎市の少年の暴行殺人みたいな悲惨な事故がなくなるように思います。


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