鹿児島の高校が有名大学に合格すると100万円プレゼントするという記事が取り上げられている。
このニンジンさ作戦はネガティブな反応を受けていますが、そうでしょうか?
私の子供の頃を思い出した。
鹿児島出身の父は兵庫にでてきたが、近くに兄弟(私のおじさん)3人が集まって住んでいた。
近くに住む親せきが集まって、公式に1年に2回盛大に宴会をやっていました。
その時には、子供がそれぞれ特技を披露したり、我々子供の通知表の発表とキャリアについてみんなで話すことをやっていました。
成績の基準があって、がんばったら、表彰してもらえて、お小遣いがもらえることになっていました。
私は比較的成績がよかったので、たくさんお小遣いをもらえていました。
よかった点をあげると
親せき皆が私のことを気にしてくれているという実感が得られ、色々有益な話が聞ける機会がもてたこと。
小さい時からマネーマネジメントが経験できたこと。お金をどううまく使うかはいまだに難しいですが、無駄なことに使わず、できるだけ将来のために使うことを両親とともに経験できたことはよかったと思います。
有名大学に入ることができたこと。一旦、いい成績をとり褒められると、もっと褒められたくなります。お金の問題よりもプライドの方がモチベーションに効くように思います。
悪い点をあげると
成績のよくない兄弟やいとことなんとなくギクシャクしかねないこと。ただ、特技の発表をしていたので、成績は良くないけど、ピアノがうまいとか、運動神経がいいとかいい面がわかったので緩和されましたが。
私が思う結論
このシステムを通じて、教師、家庭での会話が増えると有効に働くように思います。
少なくとも、私はおじさんたちが作り上げたこの仕組みがなければ今と全く違った人生になっていたように思います。
また、大人になって経験する、努力とお金の関係を知ること、みずからの欲求を自制しながら、お金をどう使うかを学ぶことを小さいころに経験することは有益だったと思います。
ただし、子供の頃って、大人ほどお金に価値を見出していないと思います。お金の額よりも褒めてあげることが重要だと思います。 一度に100万円は大きすぎるかもしれません。
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