2014年9月15日月曜日

マクドナルドの業績悪化に思う

マクドナルドの業績悪化が止まらない。

中国の鶏肉問題の影響といわれているが本当にそうだろうか?
本当はマクドナルドの動物や植物に対する取扱い、おいいしいが体に悪い調味料、保存料など、彼らの美しいビジョンとは異なった、ビジネスのやり方に対し、消費者がNoを突き付けているように思う。

一方、モスバーガーは業績が好調だ。 原価率が高いし、調理も非効率な部分があるのであまり利益率は高くないが、がんばっている。

投資家の視点からみると、マクドナルドは原価率も低く、グローバルに調達しているし、業務も標準化・機械化できているので、(消費者に受け入れられれば)潜在成長力が高い。一方、モスバーガーは原材料や人件費の影響を受けやすいし、調達先も厳選しているので、成長力が弱いように思える。 今はどちらがいいかわからない。

しかし、いよいよ本格的に先進国の人たちの価値観が変わりつつあるなと最近特に感じている。
環境負荷と価格・利便性の価値の置き方が逆転しつつあるように思う。

そろそろ環境負荷の高い企業はビジネスモデルを変えるべきだろう。ただし、たとえ、マクドナルドであっても、現状の効率的オペレーションを生かしていけば、他社よりずっと有利に勝負できるだろうに、もったいない。

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