今日はペット保険の会社の経営者の方とお会いした。
私は人間の保険なら高額医療があるので、存在意義がわかるが、ペット保険については高額な医療もないのに、なぜ普及するのかということが疑問だった。
ペット保険は経済合理性だけでなく、基本的にペットを人間と同じように扱ってあげたいという気持ちが飼い主の方にあるようだ。だから、人間の健康保険書のカードのようなものがあり、人間と同じように感じるようにしている。
従って、人間の保険は価格競争に陥っている感があるが、ペット保険は価格以外の付加価値に訴求できるチャンスがあるようだ。 そこで、その会社は病院のレセプト、電子カルテの情報、自社で動物病院をはじめ、病院の情報だけでなく、診療に関する情報も顧客に提供することも検討中のようだ。詳しくは会社の決算説明用資料にあります。
面白いことに、人間で個人情報の問題などでできなかったことを、ペットで実現するというペットの医療システムが人間のそれを変えることがおこりそうだ。
ペット大好き人間で人の医療システムに疑問を持つ私にとって、爽快な話だった。
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